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ルーティーンの知られざる力

こんにちは!Yukieです。

今日はルーティーンの力について。

先日この本を読み、その中でルーティーンの話が面白かったので書きます。

結論としては
大事な仕事をする時、その直前にする動きを決める(=ルーティーン)を作ることで、パフォーマンスが上がる」という内容です。

※本書では「儀式」と書かれていますが、
個人的にルーティーンという言葉の方が馴染むので
この記事ではルーティーンとしています。

ルーティーンとは

「五郎丸ポーズ」覚えていますか?

数年前に流行った、ラグビーの五郎丸選手がキックの前に必ず行うポーズです。
この記事でいうルーティーンとは、この五郎丸ポーズような
何かをする前に必ず行う決まった動作のことを指します。

他にも、イチロー選手がバッティング前に必ずとる動作なども思い浮かびますね。

私も、こういう話は以前から聞いたことがあったのですが
「ふーん、プロのアスリートは色々あるんだな〜」と
完全に他人事として聞いていました笑

でも、この本を読んで、誰でも活用できることが分かって
面白いなあと思ったので
シェアしたいと思います😄


ルーティーンが集中力を高める

ルーティーンの効果とは、「やる気や意欲が増して、集中力が高まる。」

実験では、
食事前の謎の儀式で、食事への注意力が高まり、より健康的な食事を選択できた
ゴルファーがボールにキスをする仕草をするとパットの確率が上がった
勉強前の指鳴らしで成績がアップした
などの結果が報告されいます。

なぜこのような成果が出るのでしょうか?
とても不思議ですよね。

集中力を高めるメカニズム

高い集中力を引き出しているのは”ドーパミン”です。
人間の脳では、魅力的なものを目の前にした時
ドーパミンが出ます。

ドーパミンは、意欲ややる気をみなぎらせ、
パフォーマンスを上げる脳内物質。

魅力に対して強烈に反応するので、
例えばギャンブルなどでドーパミンが大量に出るようになってしまうと
いわゆる”中毒”状態になります。

でも、これをうまく使っているのがルーティーン。

どういうことでしょうか。

話は太古の昔まで遡ります。

人間は、狩猟採集民族として、日々環境が変わる不安定な自然の中で生きていました。いつトラに襲われるか、天気が変わるか分からない、変化の激しい環境です。

そんな中、”反復される出来事”は生き残りのサインでした。

激しい変化の中で、
いつも繰り返される出来事の中に
食べ物や、安全な環境など
生き残りの鍵があったのです。

そんなわけで、人間の脳は

全く同じように反復される出来事には
それ自体に魅力を感じてドーパミンが出る

ように進化してきたのです。

いつもと同じ動作が、脳を活性化するトリガーになるんですね。

結論


いつも全く同じ決まった動作は人間にとって”魅力的”であり、
ドーパミンの力を引き出すトリガーになる。

面白いなあ、と思いました。
今や生き残りとは関係ないですが、
せっかく残っている脳のシステムを
うまく利用しない手はないですね!

私は今特にルーティーンみたいなものは持っていないのですが、
これは是非実践しなくては、と思いました。

音が出なくて、怪しくなくて、
でも脳のスイッチを入れる程度の動作・・・🤔

首を2回まわす→両手を組んで手首を3回まわす。


皆さんもマイルーティーン、作ってみてくださいね。
そして、もしよかったらコメントで
教えて頂ければとても嬉しいです☺️

ここまで読んでくださってありがとうございました!



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