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就活って何だったんだろうな

久しぶりにnoteを書こうと思ってmacをぽちぽちしております。
そろそろタッチタイピング覚えないとな、、とか考えてます。

この1年間、noteを全く更新していませんでした。
というのも、大学3年生の1年間はほぼ就職活動に忙殺されてました。

就活生らしく?結論から申し上げますと、最終的には第1志望の企業にはご縁をいただけませんでした。

しかし、インターンシップなどを通じてすごく魅力を感じていた企業さんに合格の連絡をいただき、自分としては納得して就職活動を終えられたと思っています。

就活早期化(長期化)のせいで約1年間ほど就職活動を行ってきた私としては、よくやったな、という自己肯定のような気持ちと、こんなことに1年間費やしたのか?と虚無感に襲われる気持ちと、複雑な感情です。



①就職活動の成果

前者の、自己肯定に関して。
この1年間、たくさんのエントリーシートを書き、たくさんの面接を行いました。
それらのために、準備も重ねてきました。

自分よりも遥かに人生経験が豊富で、多くの学生を見てこられた社会人の方と何度もお話をさせていただき、それに備えて自分と本気で向き合った経験は、これまでの人生を清算するような、そんな経験になったと思っています。

具体的には、20年ほどの人生の中で行ってきた様々な意思決定に関して、

「自分のこんな性格が、この意思決定に色濃く反映されてるのかな」

こんなことをひたすら考えて、自分と向き合う1年間でした。

これまでの私の人生は、誰もが1度は目指すような、明瞭で高倍率な目標をただ漠然と追い求めて、自分の適性のあった分野は達成できるけど、そうじゃない分野はただ追い求めてるだけ、そんな人生だったような気がしています。

小学1年生から始めた野球では本気で甲子園を目指していた時期もありました。
でも、私の素質と努力は、甲子園を目指すにはあまりにも不足していた。
それがわかっていても、甲子園という明瞭で、全高校球児の夢の舞台につながる道(具体的な形としては、県大会のトーナメント表でしょうか)にいることで、なんとなく満足していた。漫然とその道をトボトボ歩いているだけ。

一方で、恥ずかしながら受験勉強という分野では素養があったのかもしれません。
県内トップの進学校に入学することができました。その学校で、多くの人が目指している東京大学という目標も、甲子園に辿り着けなかった私にとって、同じくらい明瞭で、魅力的な目標でした。結局1年間の浪人を経て合格することができました。


一方で、私がこの度合格をいただいた企業は、誰もが1度は憧れるような、明瞭で、分かりやすい目標とはされていない企業です。

だからっこそ、ただ上に向かって真っ直ぐ走ってきただけの私にとって、人生を通じてこんなふうに上一直線じゃなくて、自分なりのカーブを描いたような人生でも良いんじゃないかな、と自分の人生に納得することができました。
そして、自分は、こんなふうに曲がりくねった曲線を、人生を通じて描いていきたいと、前向きになることができました。

そういった意味で、人生の方向性を、仮決めではありますが定めることができたのは、この就職活動の大きな成果だったと思っています。



②就職活動を通じて感じた、虚無感

上記の、就職活動の成果とは裏腹に、自分の中で、

「こんなことに1年間も使っちゃったんだ俺、、、」

という虚無感も感じていました。

それは、私が第1志望の企業の最終面接で頂いた、1つの質問に集約されています。

インターンも含めて、かなり面接も受けて、自己理解の機会になったって話してくれたけど、それって誤魔化すのが上手くなっただけじゃないの?

某総合商社役員様より


第1志望の最終面接でこの質問を投げかけられた時、正直返す言葉がありませんでした。そして同時に、就職活動をこれで終了することを決心しました。

もちろん、就職活動は、自分のこれまでの経験と、これから生きてゆく方向性について考える、非常に貴重な機会だったと感じています。

一方で、その「自己分析」には、必ずいわゆる「面接ウケ」のようなものがずっと念頭にあって、100%それを消し去って自分と向き合う、と言うことは到底できていませんでした。

だからこそ、自分が現状納得できる会社さんから合格をいただいているのであれば、その環境を所与とした上で、
「自分が今後どのようなキャリアを歩み、どのような人間になってゆきたいか?」
という問いに、雑念を払いのけて取り掛からなくていけないと思うようになりました。


私は卒業までに少し単位を残してしまっているので、大学の勉強も真面目に行う一方で、大学4年生の1年間は、与えられた環境での咲き方と、そのための肥料を自分に与える、そんな1年間にしたいと思っています。



読んでいただき、本当にありがとうございました。





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