eスポーツの世界〜バーチャルオリンピックの開催〜
おはようございます!
大地球吾です
今回は、eスポーツについて書いていきます
僕も驚きだったのですが、IOCがeスポーツのイベントにライセンスを付与し、「オリンピックバーチャルシリーズ」を開催することを発表しました
詳しくは下記をご覧ください
1.概要
東京オリンピックのプレイベントとして開催されるそうで、2021年5月13日~6月23日の期間で行われるようです
また、種目については、野球、ロードレース(自転車)、ボート、セーリング、モータースポーツ(カーレース)の5種目ですが、5種目中2種目に日本のゲームが選ばれています
その2つは、「パワフルプロ野球(通称パワプロ)」と、「グランツーリスモ」で、30代半ばの僕からすると懐かしい響きのゲームです
また、自転車乗りには馴染み深い「ZWIFT」も採用されています
2.eスポーツについて
最近のゲーム事情やeスポーツ事情について明るい訳ではないのですが、最近のゲームはとてもリアルにできていて、グランツーリスモ出身のレーサーがリアルな自動車レースで活躍しているぐらいです(後述)
テクノロジーの進化と、このような時代になったことで、VRやARを使ったeスポーツが今後ますます発展していくのではないでしょうか
3.懸念点その1:不正について
このような状況下でeスポーツをやるということは、予選会場や決勝会場で観客が観ている中でステージで…というようなフォーマットは難しいと思うので、どのように不正を防止するのかは懸念点として挙げられると思います
他の競技はわかりませんが、僕がやったことがあるZWIFTについては、身長や体重をデータに入力し、そのデータを元にペダルを漕いでいる出力とを計算して速度が出るようになっているため、体重を少なくすると速度は速く出がちですし、極端な話漕がなくてもモーターか何かでペダルが回るようにしてしまえば不正ができてしまうので、その辺りの対策をどうしていくかが注目です
4.懸念点その2:eスポーツはスポーツと呼べるのか
一部のゲームがeスポーツと言われ始めた時からずっと言われていますが、eスポーツはスポーツと呼べるのか?ということです
僕はどちらかというとゲームに明るい方ではない上に、バーチャルオリンピックの種目のプラットフォームについて知っている訳ではありませんが、グランツーリスモとZWIFTについてはスポーツと言って差し支えないと思っています
なぜなら、グランツーリスモはGがかかったりはしないと思いますが、バケットシートにステアリングコントローラーを使うことで、とてもリアルに運転を再現できるようで、日産がグランツーリスモ出身者の養成プログラムを作っているほどです
また、今ではグランツーリスモ出身のレーサーが世界的なレースで優勝したり、日本最高峰のレースのSUPER GTで活躍していたりします
↓下記参照
また、ZWIFTは自転車をローラー台というに固定して自分で漕ぐエアロバイクのような形なので、屋外を走らないだけでめちゃめちゃしんどいです
↓下記参照
5.懸念点その3:なぜこのタイミングで発表したのか
3つ目の懸念点としては、なぜこのタイミングで発表したのかということです
新型コロナウイルスの第4波と言われており、明日から東京や大阪等で3度目となる緊急事態宣言が発令され、オリンピックの開催が危ぶまれている中でもあり、5月13日からというとあと3週間ぐらいしかありません
この状況下でもオリンピックを開催することに対して、「お金じゃないのか」という意見もあります
バーチャルオリンピックに対して詳細もまだアナウンスされていませんし、プレイベントとして広く参加者が楽しめるようなフォーマットであれば良いのですが、エントリー費が高額だったりすると、またそのような声が上がり、盛り上げるはずのプレイベントがオリンピックに水を差しかねません
こちらも、今後の発表に注目していきたいです
6.まとめ
まだ詳細がわからないことが多いので、コメントできることが少ないのですが、スポーツを通じて世の中を良くしていきたいと思っているので、基本的には賛同ですし、馴染み深いゲームが採用されているのは感慨深いです
スポーツは、一部の能力がある人だけでなく、レベル問わず「楽しむ」ことが大事だと思いますし、それにはリアルもバーチャルも関係ないと思っています
もっと言うと、スポーツである必要もなく、「人生を楽しむ」ことが大事だと思っていて、そのためのツールの1つが運動だと思っているので、それぞれが楽しめる手段を見つけていければ良いなと思っています