四月十六日 春の五行歌 三郎 丸 2024年4月17日 06:43 芥子の花畑を労働者の群れがゆくけぶった春の陽光に、狐の影が寂しく過ぎるひとり、お地蔵様の腹掛けを風もないこの世の果てのどん詰まりはたり、声なく揺らす菜の花の囁き藤の花の一房を働き蜂の兄弟が羽の千切るまで弄うからさのかたの花の知る歌はブブブ、ブブブのこれっきりおさなごのはかなげな喃語をことほぎにおや、おや、おやと神さんがあそびよるさよならのゆりかごの影をよびしろにゆら、ゆら、ゆら、とたましいが遊びよる ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 #五行歌 #花畑 #藤の花