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イエベとかブルベとか意味わかって使ってる人、実はめっちゃ少ない説

原則として別になにべでいい。

ダムはくろべだし
海の家はだいたいうみべにあるし

…失礼しました。

実は肌の色で決まるものではなく、
目の色・髪の色、それを加味した肌ツヤや顔に入る陰影などの総合バランスから決まる、生まれてから死ぬまで基本的に変わらないと言われてるパーソナルカラー。

まあ血液型みたいなものだ

パーソナルカラーは、誰が何色を身につけなくてはいけないというよりは、顔色が良く見えたり、ほうれい線が目立たなくなったりするから、大事なお客さんに会うとか、初めてのデートとか、そういう大切な日とかはこれに合わせたものを身につけると相手からの印象がより良くなるよねって感じ。

大きく2つに分けると
「イエベ」と「ブルベ」というものが存在する。

めちゃくちゃ簡単に言うと、

イエベ→ゴールドのアクセサリーが似合う人
ブルベ→シルバーのアクセサリーが似合う人

簡易診断では、手の甲の上に綺麗な五円玉か一円玉をのせて、どっちが肌の色がより綺麗に見えるかで自己診断できる。

手首の内側の血管の色。
イエベの人はグリーンぽくて、ブルベの人は青紫っぽい傾向にある。

基本的にイエベの人は黄みが強くて、ブルベの人は青みが強い傾向にある。色素が茶色寄りなのか黒寄りなのかって言った方がわかりやすいかも。

橋本環奈ちゃんのあの色素の薄い綺麗な目と髪はイエベの特徴で、広瀬すずちゃんみたいな白黒はっきりした目と髪の色はブルベの特徴。

さらに、次にこの「イエベ」「ブルベ」の中でもそれぞれ2種類ずつにわかれる。
イエベ・ブルベそれぞれに明るい色が似合う人(イエベ春・ブルベ夏)と暗い色が似合う人(イエベ秋・ブルベ冬)がいる。

もっと言うと、
春冬→鮮やかな色
夏秋→くすみのある色
でもある。

ややこしいので参考画像

季節ごとにどの色が似合うとかではなく、例えば同じ赤でも朱色みたいに明るいものが似合う人がいれば、ボルドーみたいに暗めの赤が似合う人がいるという感じ。

それぞれの似合う色として例に「白」をとって説明すると

イエベ春→アイボリー(薄く黄みがかった白)
ブルベ夏→オフホワイト(ほんのり青みがかった白)
イエベ秋→ベージュ(薄い黄土色みたいな黄みの白)
ブルベ冬→スノーホワイト(濁りのない完全な純白)


イエベで明るめのカラーが似合うイエベ春の環奈ちゃんが、黄み要素の全くないブルベ冬の純白を着ると、
なんか…色足らなくない?
ってなる。だから白にちょっとだけ黄色を混ぜたみたいな色の方が環奈ちゃんのかわいさがより引き立つ。

同じように、
ブルベ冬のすずちゃんが黄みの強いイエベ秋のベージュのお洋服を着ると、
肌の色すごい黄色く見えるけど大丈夫?
ってなる。だから黄色っぽさは極限まで引いた方がいい。

(ただ、この子たちは抜群にかわいいので何を着てもかわいいっていうのは大前提。)

たとえばウェディングドレスの色は純白よりオフホワイトが1番似合う人がいるということだ。

さて、ここらでパーソナルカラーについてのご説明は一旦終わりましょう。

声を大にして言いたい

「ブルベ冬マウント」


という謎ワードが存在することについて、ブルベ冬代表として私は異議申し立てをしたい。

女性でブルベ冬の人は4シーズンで一番少ないらしい。
だいたい10%と言われるのでAB型くらいのレアさだ。

昔から美白が崇拝される我が国にとっては憧れの象徴でもあるのだろう。ちょっぴりうれしい。

だがしかし「私ブルベ冬なんですよね。」
これがどうやらマウントを取る発言らしい。

イメージがきっとお肌真っ白なのだろうが
実際のところは肌の色はあんまり関係なかったりするし、私も別に真っ白ではない。

まあ黒くはないけど。

ちなみに松崎しげるはブルベ冬らしい。

そもそも生まれ持ってるパーソナルカラーなのだからマウントとかあるのだろうか。
…あぁ、二重マウントみたいな感じが近いのか?

そしてブルベ冬は近寄り難い印象があるとも言われがちである。

ブルベ冬の有名人

小松菜奈
菜々緒
柴咲コウ  
(敬称略)

なるほど


白でいう純白のように、濁りのないビビッドなカラーを身につけても、顔が色に負けないというのが特徴のブルベ冬には
黒髪×赤リップが圧倒的大優勝である。

身をもって私自身でもわかることだが、ブルベ冬×薄い色はなぜだか本当に顔色が悪く見える。

ベージュとかキャメルみたいな黄色っぽい服なんか着た日には、まったく元気なのに顔色のせいで体調を心配されたことがあるくらいだ。

さらに恐ろしいことに、こんなことまで言い出す人が出てきたらしい。

「ブルベ冬って気キツイよな」

な、なぜ…肌の色で性格まで…

…まあでもそのイメージはなんとなくわかる。さっきの芸能人の羅列を見る通りだ。

だがしかし私だって生まれたくてこのカラーに生まれてきていないのだ。

(ちなみに個人的にはイエベ春のモデルさんが好きなので生まれ変わるならイエベ春になりたい。)

だいたいビビッドカラー似合うって、オフィスメイクはどうすればいいのだろうか。オフィスメイクに使われがちな茶色系統なんて黄み色なのだからさっきのように具合を心配されるようになるだけである。

誰にでも一番無難なはずのブラウンメイクが、一番顔色悪くなるメイクって、よく見せるためにやるはずのメイクのはずが、もはやすっぴんの方が盛れるという不幸。オフィスメイクは顔色をわざわざ悪くしてまでやらないといけない礼儀ですか???((煽


でもふと思ったりしたわけです。

そういう目で見られる傾向があるってことは、そういう性格になっていくという考え方もあるのかもしれないと。

B型の人がB型ってことを自覚してるから、なんとなく血液型診断に当てはまっていくみたいな感じで、黒髪に黒目で赤いリップが似合ってモノトーンの服を着こなしてたら、
なんとなく気高そうな印象を受けがちになるのはわかるし、本人が受けるそういう印象や視線ゆえに何かしらの性格が形成されることがあってもおかしくないのかもしれない。

全てがそうだとは思わないが、少なからず私の今の性格はブルベ冬っていう見た目に生まれたから であると仮定して考えてみると、
うーん。なんか卵が先か鶏が先かみたいな話だ。

全然他の要素(環境とか遺伝とか)の方が強いとは思うが、そういう考え方をしてもおもしろい。

美男美女はいい言葉を存分に受けてるから、人をひがんだりしないというのが私の中では通説なのだが()
見た目から受ける人格形成って意外と大きいのかもしれない。

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