ネタバレしてから視聴始める層が居ると聞いたので、「ばいばい、アース」世界観を予習的にネタバレする記事
ばいばい、アースの世界観をざっくり、緩くネタバレしながら解説。
ネタバレが嫌な人はバック❗
はじめに
アニメの放送が始まり色々な感想に触れていると、「世界観イミフ」「わかりにくい」「なぜどうしてが見えない」のようなものが結構あった。最近ではネタバレをしてから視聴を始める層もいるらしいので、いっそその層向けに記事を書いてみようとなりました。
オチを知っているからこその楽しさはそこまでの道のりが長い。ネタバレによって伏線を繋いで全体像を作る楽しさはなくなるが、世界観の分かりやすさは上がる。インスタントな消費視聴が多くなった現在、ネタバレによって視聴継続のハードルは下がる場合もあると思う。
とにかく、少しでもファンを増やしたい
※現在は6話までの単語を解説してますら
全部書きました
ネタバレなしの各話の感想はこちら
ネタバレなしの用語説明
旅の者
国の定めた法と都市から逸脱し、国の外へと赴くことができる存在。旅の者は血によって継承される呪いを帯びていて、その内容は人によって異なる。
<剣の国>では旅の者として国外に出るために契約の義という試練を受けなければならない。
したがって呪いの受承と試練の突破をして始めて旅の者となる。
刻印
剣の腹に刻まれた太古の文字。それぞれ意味を持っており、何かしらの能力を備えたものもある。意味する内容は持ち手の在り方や家系に関係するものが刻まれる。
ベル EREHWON 無何有郷
シアン ENOLA 教示者
キール LIVED かつて生き、いままた生きる者
キール② DILLEGNAVE 福音成す者
ティト LEGNA 使わす者
ガフ EMOCLEW 王国
ペリエ OUROBOROS 永久なる者
アドニス ? 疑う者
剣の国
城下町一帯は<都市>と呼ばれ剣と魔法が存在する。王の神託で決められた時間と場所で音楽を伴う戦闘が定期的に行われる。また国の住人は生まれたときに<正義>と<悪>どちらかを割り当てられ、その生まれに応じて生活することが<法>として定められている
法
剣の国で定められている法律のようなもの。都市で産まれた国民は<正義>か<悪>に振り分けられる。<正義>は<城内民>といわれ、城壁に守られた東側の地区へ住む。<悪>は<城外民>といわれ、城壁の守りのない西側へ住んでいる。
その他、剣楽や決闘なども法の一部。選抜を伴う<正義>と<悪>の戦闘についても王と神によって決められるので法の内である。
<剣と天秤の間>
国の中心にある3つの広場の総称。3つの広場の中央には癌種の剣、<剣樹神>という大きな樹木が生えており、それぞれの広間は客席が扇状に設置されていて中央の剣樹神をどの位置からでも見えるようになっている。
剣樹神
神が宿るとされる巨大な樹木。癌種の剣でありEMOCLEWの刻印が刻まれている。今なお成長を続けていて、王は剣樹神と一体化している。なお意識はそれぞれ別である。大きな剣楽はこの神が定めて神託によって王が宣言する。
聖灰
<内>にしかない灰色の粉。傷口に使用するとみるみる内に治癒する。どうやって作られているかが不明だが、この灰を常用する<内>では<外>に比べて子供が少ない。試者の灰といわれる剣を治す灰も存在する。
魔
剣樹神に仇なす<正義>でも<悪>ない存在。<法>から逸脱していて、王の神託を無視して戦闘および殺害を実行する。出現しだい討伐命令がでるほど危険な存在である。
「月すること」
この記事で解説してるのでそちらをどうぞ
ここからネタバレありの説明
ここから世界観の重大なネタバレを含みます。一部、補足のために描写に基づく推測や考察があるので絶対ではないです。
そして再度の警告
ネタバレが嫌な人、世界観構築を自分で楽しみたい人はバックしましょう。
ベルは何時になったら旅に出るんだ問題(物語ネタバレ)
主人公ベルは旅の者に成る=旅に出ることが目標。理由は自らの郷愁をどうにかしたいから。目的は由来を知るため、同じ種族に会うため、世界に交じり合うための3つ。基本的に物語の区切りは主人公の目標達成時点となることが多いです。今回で言えば「旅の者に成る」ですね。
ベルが心残りを解消し旅をするに足る強さを手に入れるまでの行程、つまり旅に出るまでの話が「ばいばい、アース」の物語となります。ベル自身に旅へ出る準備ができていないと判明するのが中盤なのでゴール設定の判明として分かりにくいですが……
Q.いつ旅に出るの
A.エピローグ。本編中、アニメ範囲内だと旅に出ないよ
世界を穿孔せよってなに
<唸る剣>の望みであり意思。本作のテーマでもあり、原作では事あるごとに出てくる言葉。アニメでは1話の回想シーンくらいで影が薄い。たぶんアニメでは掘り下げないし、ネタバレとも違うので細かい解説は割愛します。
意味はざっくりと「世界に対して自分の存在を問い、存在することの証しをたてろ」という感じです。
<唸る剣>が意思を持っているよ、そしてベルはその意思に共感してるよということだけ押さえておけば良いです。
なんで<正義>と<悪>は戦ってるの?
<正義>と<悪>は、一般的な正義と悪の定義とは異なる。あくまでも振り分けされた所属であり役割の名称、すなわち<正義>=善人でも<悪>=悪人ではない。
環境に意図的に差が設けられていて、生活の為に<悪>は<正義>に攻めざるを得ずまたその対処として<正義>も戦闘を行う。「なぜ戦っているか」の疑問については「戦うことが決められているから」となります。
王と神が事前に農楽者の誘拐計画を知っていても放置して、事件後に楽隊を編成して救出に向かわせるのもこのためです。<悪>の住む地域には作物を育てる能力を持つもの(農楽者と呼ばれる人)が居ないが原因なのですが、そもそもその才能がある者を<正義>にしか振り分けしていないのも神と王。
ザ・マッチポンプ! しかしその原因たる法自体に疑問を持つ国民は少ない。昔からそうだったから。長く続けることで与えられた役割に疑問を抱かなくなるのです。
現実世界でも結構あるよね。
自分達が続けてきたことを疑うことは怖いのです。
結局シアンって何者
すごい雑に説明すると1作目の主人公みたいな人
シアンはローハイド王の弟であり神官でした。そしてさらに国で最強の剣士とてんこ盛り。しかし神官故に自由に剣を振れないので<教示者>という役職について教示の間は剣を振ることにしました。がしかし、勢い余って弟子(ガフの兄弟)を殺害してしまう。ところが王弟と<教示者>の立場がそれを「過ち」と認めず、あくまで教えの一貫とみなされ罪に問われなかったことで苦しむ。それがきっかけで神に疑問をもって<旅の者>になりました。
役職の教示者、剣のスペルが教示者、呪いが「教示の時にしか剣を使えない」で分かりにくいけど全部別要素です。慰みを教示に求めた結果、教示により苦しみ、教示に依ってしか自分の願いを果たせなくなった。
ちなみに彼は旅を経てこの世界の成り立ちと「理由の少女」がどういう存在か全部知っていると思われます。世界の変革の為にベルを見つけたり裏で色々と動いています。ドランブイとの会話からも他の国で既に何度が「機械仕掛けの神」に「パラダイスシフト」を行ったことがわかる。本編みたいなことを既に何回かやってる。
教示者としてかなり有名らしく弟子もそれなりに多いと思われる。それでも最後の試練まで終了させたのはベル一人だけ。最後の試練で師匠の記憶が失くなるのは本人も言っているが「下心を知られないため」。
ざっくり説明すると「自分の期待により相手の未来を縛らない為」。銅メダリストが自分の子供に「金メダルを目指せ」みたいな感じで、自分が出来なかったことを達成させようとするのは、本人の目標より先に他者が目標設定が来ている。そうではなく金メダルを取れるような指導をするけども、それを目指すかどうかは本人が決めるべき(でも金メダル取って欲しいな)みたいなスタンス。指導者の「教え」のみが残るのはそういうことです。
キティ・ザ・オール/ナッシングって何者
すごい雑に説明すると2作目の主人公みたいな人
彼は「硬貨の国」の王子でありシアンの元弟子です。硬貨の国でシアンとの旅の果てに機械仕掛けの神と対峙して神の力の一部を手に入れています。ベルの近くに居るのは彼女が世界を良い方に変えるかぶっ壊すかを見定める為で、ナッシングもベルが離れると彼女を追って行動する。アニメではカットされているが逐一ベルの後を追って(牢屋とかで)ナッシングが登場しています。
呪いによって「昼は愚者、夜は賢者」の二重人格になった。愚者は他者の攻撃性を誘発させて身に受けた傷を相手に返し(因果律的な何か)、賢者は不死の力をもっている。不死の能力は愚者の状態で食べた物をエネルギーにしているらしい。
彼自身も旅を経て世界の仕組みを知り、さらに神の力の一部である電力を行使できる。彼の国では神の力を操れることが判明したため多少荒れているらしい。
アニメ2話、弓瞳族がわざわざキティを連れて酒場に入ってきたシーン。これはナッシングがベルの後追う性質があるのと攻撃性誘発の性質の組み合わせ。ナッシングがそもそも酒場の近く来て、そこでトラブルを起こした。見せしめ的なムーブしてたのも攻撃性が刺激されてああなったのでしょう。さらにナッシングの応報の呪いでベルに叩きのめされることに。彼らはぶっとばされるために酒場に来たようなもん。
理由の少女、ベルって結局何者?
すごい雑に説明すると前日譚と3作目の主人公
この世界が作られる切っ掛け、つまり世界が出来た理由そのもの。かつて地球から脱出する船から月へと廃棄された「人間」。月面には廃棄された遊園地が残っており、そこに迷い込んだ彼女が「一人は寂しい」「楽しく遊びたい」と望んだことが全ての始まり。施設においては人間が最上位の命令系統及び保護対象となっていて、彼女の到来により機能停止を無期限で延長してフル稼働を始めた。
遊園地では動物を模した生体ロボを生産していたので、彼女の姿を参考に改良。周囲の環境の改善作業も開始し、さらに生命保護の観点から彼女を長期休眠させて身体強化を施した。そうして数百年かけて彼女が生活できる月面環境を作り出した。つまり機械仕掛けの神は各地のメインコンピュータみたいな物。
数百年の世代交代などによって自意識が芽生えたり宗教(神の存在)が出来たりして当初の目的をズレが生じ、そもそもの目的さえも忘れ去れてしまった状態が作中の世界です。
ベルがやたら強いのは地球の重力下で育ってなおかつ身体強化まで受けていたから。神がベルを敵視しているのは機能停止や当初の只の機械に戻ることを恐れているからかもしれない。
世界の住人について
前述の通りベルを姿と動物の姿をもとに造られた存在。ベルに恐れをなす者、好意を向ける者と両極端なのもここに原因があります。本能的にその姿を未完成/完成として認識している。なにかと彼女の助けに動いてくれるのは、遥か昔のこととは言え自分達を作った存在なので多少は当時の命令の残滓があったりするのでしょうか。
ここから作中の描写を元にした想像です
以前は全員が神の声を聞くことが出来たというのは単純に受信装置というか器官が備わっていたからと思われます。もとがマスコットなので命令受信できて当然。いまは王族しか声を聞こえないのも血統によるものかな。
聖灰で傷が治るのは聖灰と素材が同じだからと考えられる。世界全部が有機プラント製なのでナノマシン的な素材を基に作られているのかも。なので魔剣や剣樹神と身体が同化したり出来る。キティは食べた物をエネルギーに身体の傷どころか服まで補修されるのもこれで説明がつく気がします。
ネタバレありの用語説明
旅の者
王によって意図的に残されている<都市>と<法>から逃れる手段。作中の描写から各国にその仕組みがあると思われる。「呪い」については伝染するシステムエラーのようなもので、それによって神の管理から外の現象。呪いの形は本人の精神性に伴ったものが現れる可能性が高い。また恐れを抱いていると呪いの継承はされないとのこと。
作中の呪い
ベル → 斬れる/斬れないの区別がつく
アドニス → 触れたものが腐敗
シアン → 教示以外で力を発揮できない
キティ → 2重人格と攻撃誘発
呪いが祝福に変わるとの文言が何度も出てくる通り、呪いは本人が乗り越えるべき障害として表れている。ベルは「なんでも等しく斬れた」と言っているが、それはすなわち自分以外に対する無関心でもある。世界に交じりたいと言いつつ、自らは世界を知ろうとしない心の表れ。呪いにより「強制的になぜ斬れる/斬れないか」を考えることで相手や世界への理解をしなければならなくなった。
刻印
文字で読めるように書いてあるとわかりやすいのですが、逆から読むと英単語になります。アルファベットが神代の文字ってことですね。各単語もドイツ語だったり日本語だったりするのでそういうことです。
単語の意味が本人の作中の状況を暗示していたりしますが、言ってしまえばそれくらいで世界観の味付けくらいの要素です。
作中の描写からプログラムの呼び出しコマンドみたいなものだと考えられます。炎に相当する刻印を使うとその場所に炎を転送/発生するみたいなかんじ。もしかしたら世界の構築物全てがナノマシン的なもので構成されていていて、そこに直接書き込んでそのプログラムを呼び出しているのかもしれない。歌で破損箇所の修復が始まったりするのも、歌自体が修復開始のコマンドだと考えると色々と説明がつくのかなと思ったり。
剣の国
読んでそのまま「テーマ」がある「パーク」ですね。そこでは「正義」と「悪」に定められた人たちが楽器を鳴らして見世物のように結末が決まっているショー<剣楽>を行う。デ○ズニーランド的なアレを想像して貰えれば、音楽で植物育ったり物が直るのも何となくわかりやすいかも。ついでにどうしてシアンがここから逃げ出したか見えて来ますね。この国の元々のテーマは「決闘・戦闘」でしょう。
戦闘部隊の肩書きが「脚本家」「演出家」みたいになっているのもテーマパークのショーが由縁。元々は作り出した機械生命体(みたいなもの)を戦わせ鑑賞したりしていたテーマパーク。国の根幹に剣と戦闘があるのはこのせいですね。
「悪」とは役であり悪人という意味ではないので、序盤のベルの台詞「悪たるか、悪なすか~」は世界観のヒントでもある。泥棒役だからといって実際に泥棒するのは違うよねーってはなし。
他にも国は存在し、キティの居た硬貨の国は剣よりも機械や魔法が盛んな事が伺えます。用語はラテン語や日本語由来が多くテーマが違うエリアってことですね。
そう、どっかのランドのトゥモローとかウエスタンみたいなね。
法
前の「なんで<正義>と<悪>は戦ってるの?」の項目でほぼ説明しているので短く。定期的に<正義>と<悪>を戦わせるためにあります。
間接的に聖灰作りの役にも立つし、経済も回るし良いこと尽くし(国としては)。
法を異常なほど重要視しているのはそもそもはテーマを前提に作られた存在だからですね。秩序のため法律が出来た現実世界と順序が逆。
<剣と天秤の間>
中央に円があり、そしてそれを囲むような扇型が3つです。なにか見たことあるようなマークが浮かんできませんか?
あれですね、あのマークです。放射能表示のあれ☢️
原作では聖灰やいくつかの癌種の剣の描写などで「ん、もしかして…」となり、改めて広間の描写に触れると「ああ…なるほど」となる。後半ではモロな描写もあるのでいずれは気がつくようになっている。
剣樹神
国を実質支配している存在。法を定めて<正義>と<悪>に国民を分けて、与えられた役割をこなすことを強いている。作中の言葉を借りれば役割演技をさせて、思考の幅を狭めている。だがしかし、神に神であることを強いているのは拠り所を欲するその国民だったりする。
神には炎の血が流れていてそれは電力と呼ばれています。大昔は国に力を供給していた。剣樹神の地下にはその血を宥める青白く輝く泉もあります。
ここまで書いたらさすがに分かると思いますが原子炉的なサムシングでしょうね。そりゃ癌になるよ。
癌種の剣とはなんぞやと思ったか人へ軽く説明。死を死ぬことで永遠に近い生を手に入れた存在です。ざっくりいうとマイナス×マイナスでプラスだって感じ。
ちなみに自身の死に関する機能を切り離したのがカタコームであり、あそこを攻め滅ぼそうとする理由でもあったりします。カタコームでは死者は聖灰にされずそのまま死を迎えたり、死を伝える風媒花が育ったりするのはこのため。剣樹神のもとでは死者は聖灰となり生きている者の一部へ、死は誰にも伝えられず本当に死んだかもわからない。死を死として認める存在と死をあやふやなモノとして扱う対極の存在。
聖灰
前の項目と合わせてると直ぐにわかりますね。放射性降下物的なアレ。そりゃ回復力異常に上がって子供も出来にくくなるよね。その材料は死んだ剣士の遺体。
もうひとつ考えられるのはこの世界を構成する最小単位の素材。有機プラントによって世界が作られているので、遺体を分解して材料に還元したもの。でもこれだと子供が出来にくいの説明付かないのでたぶん前者。もしかしたら<正義>と<悪>でバランスが崩れないように個体上限とかがプログラムされているなら、聖灰によって死者が少ない<正義>では新しい個体が産まれないのかもしれない。
魔
試者の灰によって復活した剣を握り、正義と悪を試された結果、剣に飲み込まれた存在。
ユグドラシルに対してのニーズヘッグでわかりやすい。元ネタの根を齧る存在から剣樹神の敵対者として説明される。ニーズヘッグは死者の血を啜るともされているので、ティツィアーノとキール本体はあんまり血を流さずに剣から血を流している。試者の灰によって出来た癌種の剣を使うことで魔になる。作中では100%で魔になっている。
敵対者と言いつつ両者とも癌種の剣。つまり同じ存在。そして聖灰の材料でもある。
「正義と悪を試す」とあるが、それは建前で聖灰の材料集めで試者の灰を使わせていた可能性が高い。ドランブイの言葉を借りれば「未来を潰す」方法であるとのこと。剣樹神自身が死なずに死ぬために、他者を自身と同じ存在(癌種の剣)にして死なせている。作中のベルの台詞「自分の死を自分自身に風聞」はこれを指していると思われます。
さいごに
公式HP等で各用語の軽い説明はあるのですが、わざわざ見に行く人も少ないんじゃないかな。いっそのこと、Cパートでシアンとベルの掛け合いで説明してもよかったのではとも思う。
ただでさえ分かりにくい世界観なのに、ひとつのメディアで情報が完結しないのはハードルが高い。アニメではテロップで表記という荒業で対処しているけど、シアンの声こと導き手をもっと活用して欲しい。もしくはアイキャッチとか。
小説では魅力だった部分がアニメでは足枷になっていて、ファン視点としてはもどかしすぎる。
なんとか、少しでも作品の魅力を伝えたいという苦肉に策が当該記事でした。