VOCA展(in上野の森美術館)で新進気鋭作家達の作品を観てきた!
3/12より上野の森美術館で始まったVOCA展に早速行ってきました!
今開いてる美術館っていうのはレアですよね(上野だとここぐらいかな?)
逆にここしか開いてなかったから行ってみようってなった感じでした
このVOCA展はVisions of Contemporary Artの略で新人画家の登竜門として知られているみたいです
この展覧会の概要を説明すると、
全国の美術館学芸員や美術記者、美術評論家などによって推薦された40歳以下の若手作家の全員に出品を依頼し、出品されたなかから選考委員会がVOCA賞、VOCA奨励賞、佳作賞、大原美術館賞を授賞する。このうちVOCA賞およびVOCA奨励賞受賞作品は第一生命保険相互会社に買い上げられ、同本社の1階ロビーで公開されるほか、全入賞者に対して第一生命南ギャラリーでの個展の機会が提供される。
こんな感じになります
まさに登竜門!といった感じですね
写真家や映画監督として知られる蜷川実花さんもこのVOCA展での入賞歴があるみたいです
概要はこのへんにして、今回訪問した感想に移ります(基本的に写真撮影OKでした)
まずは印象に残った作品達をご紹介
多田さやか『網膜剥離』
Nerhol『Remove』 ※VOCA賞受賞作
高本敦基『組立式の社会(パターンとコントラストの隙間)』
この展覧会は平面作品を対象にしているのですが、絵画に限らず豊富なメディアで表現されている点が面白いなと思いました!
例えば今回VOCA賞を受賞した『Remove』は連続写真を重ねて貼り、それを削るという表現をしています
他にも樹脂や糸などが使われている作品もあったりしました
表現媒体、注目です!
あと個人的によかったのは推薦者からの解説文が全展示に付いていること!
例えばこんな感じ
最近よく行っていた卒業展や公募展といったものには解説がついていないのでちょっと久々の感覚でした
この解説があることで、作品を観て自分で感じ、解説を読んでから作品を観て考え、とより深く作品を味わうことができます!
また、人によって解説の感じが違う点も楽しめる人には楽しめるのではないでしょうか(ちなみに私はめっちゃ堪能しました笑)
最後に実際に行かれる人への個人的なオススメの回り方を紹介しておきます
それは気になる作家をメモしながら回ることです
売店のところに作家の方々のポートフォリオが置いてあるので気になった作家メモがそこで役にたつのではないかと思います
今まさに大きくなっていっている作家さん達なので好きな人が見つかれば応援のしがいがあるのではないでしょうか
入場料も一般600円、大学生500円、高校生以下無料とそこまで高くはないので行きやすいと思います
お時間のある方は是非、ただ手洗いうがい、あればマスクなどの対策はした方がいいかもしれませんね
それでは!
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