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「新卒カード」が使えなくなる2021年以降、就職はどうなるのか?

こんにちは!

日本企業の雇用が大きく変化しています。
背景には、企業の「ジョブ型」採用への移行と、新型コロナの影響があるようです。

日立製作所、資生堂、富士通、KDDIなど名だたる日本企業が、職務を明確にして、年齢や年次を問わずに適切な人材を配置する「ジョブ型」への移行を加速させている。グローバルで人材獲得競争が激しさを増す中、グローバル基準のジョブ型に移行する企業が、今後も増えることは確実だ。

これに伴い、この先、減少をたどると見られるのが「新卒一括採用」だ。
キャリア的には白紙の状態の新卒社員を一括で大量採用し、「ジョブ」を限定せず、現場で教育。自社カラーに染めあげ、年功序列で昇給・昇格させて行く——。といった従来の日本型雇用は今、大きな転換点を迎えている。

こちらはNikkei Styleの記事です。

新型コロナの影響によって、新卒採用は「オンライン化」と「通年採用」という2つの大きな変化の渦中にあります。
(中略)
さらに今回の新型コロナ騒動で、物理的に新卒採用の定期性が損なわれることとなり、採用活動の時期を流動的にしなくてはならなくなりました。政府は経済界に通年採用を視野に入れた柔軟な採用活動を要請し、経団連も通年採用を後押しして、雇用の脱一律を目指すように提言しています。

つまり、2021年移行、徐々に「新卒カード」は徐々に使えなくなるーーらしい。

今日は大きく変わる「新卒採用」と、これに備えて親や先生に何ができるのか、考えてみます。

コトの始まりは経団連と大学の共同発表

コトの起こりは、2019年4月、経団連と大学が、新卒一括採用システムを廃止していくことで合意したこと。
2021年以降は、通年採用方式に移行すると言い出しました。

これが大きな波紋を読んでいます。そりゃそうですよね。「良い大学を出たら就職できて企業がトレーニングしてくれる」と思ってたら、「やっぱスキルを身につけてから来てね」「トレーニングはありません。中途採用と同じように審査します」って言われるのだからたまりません。

そして、冒頭の記事によると、それがコロナで2020年に前倒しされてる、というのです。

では通年採用ってどんな感じか。
いろんな記事にある通り、海外で行われている採用と近いです。
マレーシアの例を見てみます。

ジョブ型雇用ってどんな感じ?

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