海の向こうを語るのはちょっと危険というお話
今日は、ちょっといつもとは真逆のことを書きます。
少し前、この記事を書きました。
この記事、とてもよく読まれたのですが、同時にコメント欄から「日本には、知られてないけれど、良い学校もあるんですよ」「オルタナティブスクールのうねりもあるんですよ」という趣旨の意見をいただいたのです。
これ読んで、ああそうだった。またやってしまった、と私は内心思ったのですね。
このnoteも、日本について書くと、多く読まれます。
書籍も、cakesの連載も、日本のことを書いてます。
が、私が日本について書いたものには若干のバイアスが入っていて、ちょっと危険なのです。
今日はそんなお話です。
ネットで拡散されるのは負の側面である
そして私は編集者として、「自分の見たこと、体験したことを大事にしてください」とよく言ってます。体験したことにこそ、価値があると。
ところが、その伝でいくと、私は海外暮らしが長く、実は日本のことが、わからなくなりつつあるのです。
日本だって時代とともに変わっています。
が、私の「脳内日本」は多分、8年ほど前の東京のまんまです。
最近の話で、見えてるのはSNSや、ニュースの断片。
ネットでは「負の側面」「悪いニュース」が拡散されやすいのは以前書いた通りです。
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