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「間違った教育経験」「正しい教育経験」について

子どもに英語を学ばせたいと思って早期教育したのに、反対に英語嫌いになってしまった。
計算ドリルで、勉強嫌いになってしまった。
塾に行ってから、毎日バトルです……。

よく聞く話ですが、もしかすると、その教育は「間違った」教育かもしれません。

アメリカの教育学者ジョン・デューイは、「間違った教育」ついて書いています。

彼は日本・世界の教育に大きな影響を与えた人です。
おそらく教職の方も名前くらいは知っているのでは。

本日は、大学院で出てきた1938年のExperience and educationから、ご紹介します。誰でも読めますので、よかったらリンクをどうぞ。

Dewey, J. (1938). Experience and education. Touchstone Book. http://ruby.fgcu.edu/Courses/ndemers/Colloquium/ExperiencEducationDewey.pdf

正しい教育経験と、間違った教育経験

デューイは、「経験学習」を解いた人です。
人は経験から学びます。

が、全ての経験が教育につながるわけではないのです。
良い教育とは「次につながる(継続性がある)」教育というわけです。

彼は、経験を、「教育(educative)的な経験」と「間違った教育的(miseducative)な経験」の2つに分けました。

ポイントは「継続性」です。

ちょっと難しいので、例を上げましょう。

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