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記事一覧

専門家の論理的誤謬をどうやって発見するか?

先日、Voicyで研究者のすいさんより、「専門家の論理的誤謬はどう発見すればいいですか?」と…

「仕事を楽しめない人は、『過去の教育』で失敗している」(サー・ケン・ロビンソン)…

あなたは仕事が楽しいでしょうか。 英国の作家、講演家であるサー・ケン・ロビンソンは、こう…

「テストの過度な重視」がもたらすリスクを世界銀行の資料から読み取ってみる

受験シーズンですね。 東アジアの教育の特徴は、「試験を重視する文化」です。試験制度そのも…

米国の「落ちこぼれ学校」が全生徒に「英才教育」を行って8年経って、どうなったか?…

「学習意欲に欠け、背景知識が乏しく、 表現力が弱く、英語力も未熟で、本や書き言葉に接する …

「ROCKET」「ギフテッドクラス」ーー「ギフテッド教育」の挫折。「ギフテッドの光と影…

日本からマレーシアに来ることを検討するご家庭の中には「どうしても一斉教育に馴染めない」方…

とてもクリエイティブな現代の教師ーーどうやって一つの教室で異なることをさせるのか…

どうやって40人の教室で、一人一人に異なった差別化指導をするのか?  海外で私が見てきた…

どうやって30人クラスで一人一人に違う教育をするのか? 3つの方法(DI、UDL、バックワードデザイン)を紹介します

先日、いくら良いカリキュラムでも、そのカリキュラムについていけない子や、逆に退屈する子がいたら、それは良い教育とは言えないという論文を紹介しました。 ではどうやって集団教育で全員に対応できるのでしょうか? 差別化教育のための3つの方法ざっくりというと、集団教育で全員に対応するためには、4つの要素が必要と言われます。 1 柔軟なグループ分け 2 興味に基づいた指導 3 反応の良い環境 4 学習者の多様性に対応できるさまざまな指導戦略 ここからは、以上の4つ目の「指導戦略

「クラス全員が鉄棒で逆上がりができるようになる」必要ってあるのかな?(混乱中)

先日、Voicyを聞いていたら、学校の先生方が、「クラス全員が鉄棒で逆上がりができるようにな…

そもそも「インクルーシブ」と国連がうるさいのは、なんでなのか? 日本みたいな分離…

先日、日本の教育現場の「インクルーシブ」の定義がそもそもおかしいよ? と国連から言われた…

日本の教育、こんなに厳しかったっけ? 2007年以降の教育とそれ以前の教育が大きく違…

日本の教育、こんなに厳しかったっけ? と何度か書いてきました。 個人的な意見ですが、「今…

5歳児検診が始まるそうですが、時代に逆行してて衝撃だった話

なんでも、5歳児検診が始まるそうですが……。 ちょっとちょっと、と思っています。 日本で…

日本の教育、こんなに厳しかったっけ? 2007年以降の教育とそれ以前の教育が大きく違…

「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」に対しての見直し議論が出てきています。 本稿…

複数語で考えないとわからないことーーなぜ日本での議論がここまで不思議にずれてしま…

今、大学院でインクルージョンについて学んでいます。 が、世界各国での先生たちとの議論と、…

第二言語をいつ教えるべきなのか。国によって異なる3つのシナリオを比較してみよう

読者から「日本語が完璧になってから英語を教えるべきだと思いますか? それとも、小さい頃から多言語を教えたほうがいいでしょうか?」と聞かれました。 ちょうど大学院でそんな論文が出てきたので紹介します。 日本と同様に、英語を第二言語とするインドではどうでしょうか。 インドの言語学者、作家、教育者である、ペギー・モーハン(Peggy Mohan)の論文「Learning in inclusive schools」です。 Economic and Political Weekly