自分は馬鹿だと思うと本当に馬鹿になってしまうらしい
大学院で「ステレオタイプの脅威」を学びました。
「自分は社会的に劣った存在だ」と思っていると、本当にできなくなってしまう、という仮説です。
「人種ごとにIQが違う」という話を聞いたことがないでしょうか。
大人の学びにとって非常に重要な視点だと思ったのでご紹介します。
学びの効率性には、実は社会的な期待やステレオタイプが大きく関わっているのでは、という仮説です。
日本人は英語ができない。
もう四十代だから学ぶのは難しい。
こんなのも「ステレオタイプ」かもしれません。
今日ご紹介するSteeleの論文はアメリカ心理学協会で発表されたもので、全文はここで読めます。
http://users.nber.org/~sewp/events/2005.01.14/Bios+Links/Krieger-rec5-Steele_Threat-in-the-Air.pdf
少し違約してしてお伝えします。
否定的なステレオタイプのグループにいると何が起きるのか
ここから先は
3,422字
この記事のみ
¥
300
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。