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 こんにちは。長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンターです。

 構成資産「外海そとめの大野集落」「外海の出津しつ集落」は、長崎市の北西部に位置する西彼杵にしそのぎ半島にあります。長崎市中心部からは車でおおよそ1時間ほどを要する場所です。

 先日、この地区を訪ねたときに、海岸に下りて写真を撮ってきました。外海地区から西の五島列島の方面に広がる海域は角力灘すもうなだと呼ばれます。

 この写真で右奥に位置する一番大きな島は池島という炭鉱の島です。写真の左側に写る小島は母子島はこしまと、母子島の隣に見える尖った岩は大角力おおずもうです。写真には写っていませんが、視線をさらに左に向けると小角力こずもうがあります。
 兄弟島と呼ばれており、民話・伝説が伝えられている島々です。

左から大角力、母子島、右奥の大きいのが池島

 正午を過ぎた時間帯でしたが、曇り空です。潮が引いていた海岸で、小さな簡易三脚を立てて長時間露光撮影をしてみました。
 岩のあいだを行き来する波が霧のように見えます。


 別の日に撮影した夕焼けの空です。

 角力灘に沈む夕陽を見に行く方も多い外海地区。空や海のもようは日々、季節ごとにも違っているので、何度訪れてもいいものです。

 景色がよく、歴史も深く、この土地の魅力は教会の建物のみにはとどまりません。構成資産周辺のみを駆け足で訪れるだけ、というのでは惜しいと思います。何度でも足を運び、時間を過ごしていただきたい場所です。


 それぞれの構成資産内にあるカトリック大野教会及びカトリック出津教会をご訪問の際には、訪問事前登録へのご協力をお願いしています。

▽教会訪問事前連絡はこちらから

▽大野教会堂(外海の大野集落)

▽出津教会堂(外海の出津集落)




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長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター
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