教会訪問におけるマナーについて
こんにちは。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンターです。
長崎県内には130を超えるカトリック教会が存在します。
2018年の『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』世界文化遺産登録後は、県内に点在するカトリック教会への訪問者が増加しています。
県内にあるカトリック教会のほとんどは、信徒の方々の日常ともいえる信仰の場所として営まれています。
教会堂では「主日のミサ」と呼ばれる毎日曜日の礼拝の他、告別式や結婚式などの行事がおこなわれます。
観光や見学として訪問される方々が増加するなか、当施設では教会訪問時のマナーについて、日々ご案内をしております。
訪れてみたい、と思った各地の教会について、歴史や成り立ちを知り、そこにはどのような暮らしがあり、続いてきたのかを想像してみてほしい。
そのプロセスを旅や観光における楽しみの一つとして捉えてほしい。
そんな思いをもっています。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンターでは、ウェブサイトへの掲載、動画の他、リーフレット等でのマナー説明をおこなっております。
教会訪問マナー説明動画
教会訪問時のマナー
柵の中や内陣、祭壇付近、及び2階の楽廊は、立入禁止です。
ミサ、告別式、結婚式などといった儀式中は、聖堂への入堂はできません。
聖堂内での飲食、喫煙は禁止です。
酒気を帯びての入堂はご遠慮ください。
介助犬以外の動物は敷地内に入れません。
お祈りしている信徒の方や聖職者もいます。静かに見学してください。特に聖堂内では大きな声や足音などをたてず拝観しましょう。
聖堂内に置いてあるもの、聖書、祈祷書、聖歌集、装飾品などには手を触れないでください。
教会の鐘は、鳴らしてはいけません。
聖堂内では、スマートフォン、携帯電話の電源を切るか、マナーモードにしてください。通話は聖堂の外でご使用ください。
聖堂内部の写真、動画の撮影は禁止です。
聖堂内土足禁止の教会では、靴を脱いで入堂してください。
聖堂内には帽子を脱いで入堂してください。
拝観の際は、祈りの場にふさわしい服装を着用し、極端な肌の露出を避けてください。
集落周辺でのマナー
『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の構成資産である各集落では、現在も多くの方が居住しています。
個人の所有する敷地へは立入らないことや、ごみの始末、騒音などに配慮して見学しましょう。
リーフレット(2023年版)
当施設のリーフレットです。
教会訪問における事前登録システム周知のため、県内各地で配布しております。
見かけたらぜひ手に取ってください。
教会訪問の事前登録はこちらから。