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成功する勉強・失敗する勉強 後編
先日『成功する勉強・失敗する勉強 前編』を書きました。
今回は後編です!
「なぜ勉強が続かないのだろう・これから勉強を始めよう」と考えている方におすすめです。
〇私の続いた勉強
・浪人時代を含めた大学受験の勉強(2年間)
・小学校社会科の研究(18年間!)
・社会人大学院(経営学) (2年間)
・ファイナンシャルプランナー2級(資格取得)
・メンタルヘルスマネジメント検定2級(資格取得)
・簿記3級
〇私の続かなかった勉強(失敗した勉強)
・社会保険労務士
・メンタルヘルスマネジメント検定1級
・国税専門官試験対策
失敗する勉強の特徴
〇目的
『社会保険労務士』が当てはまります。社会人3年目のときにトライしたのですが、数か月で勉強をやめました。
当時から現在まで小学校で教員や教頭として働いています。教員として働くことを前提で、もし「あればいいな」ぐらいの気持ちで取り組んでいたので、モチベーションの維持ができませんでした。目的がはっきりとしない勉強は失敗することは多いです。
〇興味
『メンタルヘルスマネジメント検定1級・国税専門官対策』が当てはまります。
『メンタルヘルスマネジメント検定1級』は、すでにメンタルヘルス検定2級を取得していたため、上位資格を取りたいという気持ちで始めました。学習を始めると、正直自分の仕事にあまり役立つような感じが得られませんでした。そのため、数週間で勉強をやめることにしました。
『国税専門官対策』は国家公務員試験対策とほぼ同じです。大学3年生から4年生の途中まで勉強しました。それと並行して教員採用試験対策も行っていました。公務員試験を経験した方なら分かると思うのですが、一般教養の数的処理や経済学や行政学など、中々興味をもつことができませんでした。また、並行していた教員採用試験の方が興味を持ったため、身の入った勉強にはなりませんでした。
〇難易度
『社会保険労務士』が当てはまります。現在でもおよそ勉強時間が1000時間必要と言われています。それに耐え得るほどの覚悟がなかったです。
失敗する勉強のまとめ
〇目的がはっきりとしていない
〇興味がわかない
〇難易度が高すぎる
この3点は失敗する勉強の特徴といえます。
勉強に成功するために
2回にわたり『勉強』についてまとめました。
最後に勉強に成功するためのこつをお伝えしてします。
〇何のために勉強するのかを考える(目的・目標)
勉強を始める前に必ず考えてみましょう。将来の仕事に役立つものなのか・それをどのように活用していくのかがはっきりとしているかを考えましょう。
〇自分の興味があるものか
自分が興味のない勉強はつらいです。勉強するごとに興味・関心が高まるかどうかを確認していくとよいです。もし、興味がほとんどわかなくて、将来的にも役立たなそうならば、思い切ってやめるのも一つの手です。
〇難易度は適切か
人間が大きく成長するゾーンというものがあります。それは「ストレッチゾーン」です。今のままだと達成できない。ただ、少し背伸び(努力)をしたら達成できるゾーンのことを表します。自分にとって背を伸ばせば届きそうな勉強のことです。
ちなみに背を伸ばさなくても届くのは「コンフォートゾーン」、いくら背伸びをしてみても届かないのは「パニックゾーン」です。難易度があまりにも高いと「パニックゾーン」にいることになり、失敗した勉強になる可能性が高いでしょう。
〇例外
そもそも「勉強することが趣味」の人は例外です。そのような人は、この条件が当てはまらないパターンがでてくるはずです。
いかがでしょうか?読んでいるあなたにとって人生を豊かにできる勉強をすることを願っています!