学校経営・運営を担う管理職やミドルリーダーは、中央教育審議会答申や文部科学省通知などの教育行政資料をとおして、教育界の動向を収集・把握していくことが不可欠です。
しかし、教育行政資料のほとんどはページ数が多い大部のものであったり、記述内容も抽象的であったりします。さらに、多忙をきわめる管理職・ミドルリーダー・指導主事にとって、「読む時間がない」「内容を把握しなければならないが読みにくい」「読まない」ものとなっているかもしれません。
そこで本書は、答申や通知などの教育行政資料の解説をとおして、教育界の最新の流れやポイントをできるだけ短時間で効率的・効果的に理解を深められるよう編集しています。元資料を参照したい場合やより深く知りたい場合はQRコードから解説資料にあたることもできます。
本書の特色は大きく2つあります。
1つは「スピード理解シート」。
答申・通知の発出によって、学校運営や教育実践をどのように変えていけばよいのかを、現場の目線で、具体的にわかりやすく解説してあります。
もう1つの特色は「見える化マップ」。
これからの教育界の方向性が一目で把握できるように、教育改革の流れを分野ごとに整理してあります。
上記の「マップ&シート」は以下の構成となっています。
本書は、学校をリードする管理職、学校運営の中心となるミドルリーダー、学校に対して指導・助言する指導主事の皆さんだけではなく、若手の先生方や、これから教職をめざす学生の皆さんにも教育改革を理解する指針となることでしょう。ぜひ、手にとっていただき、それぞれの実践に生かしてもらいたいと思います。(「はじめに」より)
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