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自分らしさと独りよがりの違い

こんにちは。
共に心に火を燈す経営パートナー、共燈コーチルタントです。

最近「自分らしさ」と言う言葉をよく耳にします。
自分らしく生きること、それ自体は大いに賛成です。
だけど、人によって定義が違うように感じているのも本心です。
今回は自分の整理のために、
思ったことをつらつら書いてみたいと思います。

自分らしく行動してます!?

自分らしさとは
・周りの目を気にせず自分のやりたいことを選択して、自分の気持ちに正直に生きること
・他人の目や圧力に関係なく、自分の価値観や信念を大切に行動すること
・他者にとらわれず自分の価値観や性格を尊重している状態のこと

ふむふむ、そうだね。違和感はありません。

ところが、極端な例かもしれませんが、こんな行動として出ていることがあります。

・例えば、職場の繁忙期に自分の推しのアイドルコンサートに行くためにまとまった有休をとる

・例えば、チームミーティングの後懇親会で交流を深めようとなったとき、自分はそういうの嫌いなんで帰ります、と言ってさっさと帰ってしまう

自分らしい行動??

☁心の声。。。

(有休をとることは権利だし、推しのアイドルを応援していると自分らしさを実感できるという主張は否定しないけど、その分負担が増える人はどうなるのだろうか?)

(懇親会が嫌いなのはしょうがないけど、チームで交流を深める目的はどうなるのだろうか?交流を深める目的で他に提案はないの?)

心の声が漏れてしまいました。。
正直いうと自分らしく行動していると言えるのか、個人的には疑問です。。

改めて「自分らしさ」を内面まで深めると、

「自分の価値観や信念を知ること」
「自分の強みも弱みも受け入れられること」
「弱い自分も受け入れた上で自分の価値観にそった行動すること」

つまり、自己肯定感を高めた状態、と思います。

決して自分の好みの主張をすることではないと思います。
周りに配慮なく自分の好みの主張をすることは、
「独りよがり」ではないか
と感じています。

自分らしさと独りよがりの違い

はたして自分らしさと独りよがりの違いは何でしょう。

自分の価値観と同じように
他者の価値観も受け入れ尊重しているか
という姿勢に違いがあると思います。

相手にも当然「自分らしさ」があります。

お互いに「自分らしさ」を主張し合ったらどうなるでしょうか。
対立になるか、結局どちらかに一方的な負担を強いることになります。

他者にも価値観がある。組織にも価値観がある。
自分の価値観と違っていて当然、
違いがあるから個性がある。
相手の価値観に迎合する必要はない。
でも理解して尊重する姿勢はとれるだろう。

自分の人生に「他者」の存在があることは、
良い意味で自分や状況を客観視でき、
独りよがりな主張ではなく
「思いやりの提案」に繋がると思います。

相手の価値観を知る

毎週早朝にグループで内省会(グループリフレクション)を行っています。

内省シートを書いて自分の価値観を深堀すると同時に、
仲間の価値観を知り尊重することを大切にしています。
他者の価値観を知ることで、自己理解をより深めます。
この取り組みを通じて、
相手も自分もwinwinになる提案が考えられるようになる
と信じて、取り組みを続けています。

※グループリフレクションにご興味ある方は
ぜひお気軽に声をかけてください^^

自分自身も、他者と共存共栄しながら「自分らしい人生」を送りたいと切に願い、精進します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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