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「感情」を制するものは「学び」を制する

こんにちは。
心に火を燈す経営パートナー、共燈コーチルタントです。

自分の視野を広げたくて、最近意識的にいろんな本を読んだり、コミュニティや講座に出るようにしています。

せっかく多くの学びを得ようとしているので、
学びが深かったなとすぐにでも動きたくなる時と、
ふーんそうだよねと納得だけで終わる時の
違いを整理して、
「できる」につなげたいと思いました。

皆さんは、どういう時に学びが深かったなあと思いますか?

自分は「実感がわいて行動のイメージが湧いたとき」です。

評論家的「分かる」

例えば講座の最後に本日の感想を聞かれるときがあります。
その日に学んだことを自分なりに整理して、「大事だと思いました」、と感想を話した時は、たいてい1週間も内容が頭に残っていません。

こういう時の自分は、評論家目線で講座を見ています。
知識としては理解できたのですが、実際に自分の仕事や生活の中でどのようにその知識を使うのか、シミュレーションできていません。
言ってみれば、抽象的に頭で「知る、分かる」の状態だと思います。
(もちろん高度な内容の理解には、抽象的理解は必須です。)

実感的「できる」

それに対し、講座や読書の途中から
「あーそういうことだったんだ、だからあの時失敗したんだ」とか
「あの人はこのことを言ってたのかも、悪かったなあ」とか
「うわあ、それ自分はできてないなあ」とか・・・
(反省の言葉が多いのは自分の思考の癖です(笑))

自分の経験に基づいた感情が揺さぶられたときは、
その時の学びを憶えていることがほとんどです。
そしてその後の行動につながるという実感があります。
学びを記憶し、実生活にその学びが落とし込まれたとき「できる」状態になると思います。

感情と行動

現在取り組もうと頑張っているのが、
1.学んだことの中で印象に残ったこととその理由
2.それを受けてどんな具体的な行動をとるか

の2点だけ、素早くメモに残すことです。

2は、特に自分の感情が動くことを意識して行動を書くようにしています。
そうすると口先だけの行動宣言になりにくいからです。
例えば、わくわくするか、誇りを感じるか、反省の巻き返しになるか、などを意識します。

その行動の目的を書くことも有効です。
「何のためにこれをやるのか」が明確になると、自ずと感情も動くからです。

感情と記憶

脳科学的に「感情が動くと記憶しやすい」というのは実証されているそうです。
学んだことを感情とセットでイメージするのは、実はとても有効な方法なのです。学びをできるだけ記憶しておき、実生活に使いたいですね。

記憶をつかさどるのは脳の中の「海馬」です。その海馬に記憶を製造させるきっかけの一つが、「感情」だそうです。

ふだんから人はどうやってものを憶えるのかです。
ひとつは、好き嫌いといった感情が絡むと憶えます。偏桃体が絡むと憶えやすいというのが、動物的な覚え方です。

「海馬」池谷裕二、糸井重里著

まとめ

せっかく学んだことは、ぜひ自分のモノにしたいですね。

学びと感情をセットでイメージする(書く)
⇒記憶する
⇒実際に行動する(できる)


こんな仕組みを自分の学びに作っていきたいと思います。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
✳︎タイトルだけ変更しました


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