ハミング瞑想 inビジネス
こんにちは。
心に火を燈す経営パートナー、共燈コーチルタントです。
瞑想がうまくできない左脳人間
皆さんは、瞑想をやったことがありますか？
瞑想は古来から心身を整える効果があると言われる心身療法ですので、
自分も心を鎮めるため、自己を内観するため、何度かこれまでトライしてきました。
が、正直言ってうまくできなかったのです。
と言いますか、どういう状態が「うまく瞑想できている」状態なのか、
よく分からなかったのです。
目を閉じて無心になる‥‥何も考えていない状態でよいのか？
目を閉じたら、とたんに色んな考えや映像が頭の中をぐるぐるし出して
むしろ頭の中が思考で満タンになる。
自分は、左脳が強すぎるのかもしれません。
身体をゆっくり揺らしたり、ヒーリング音楽をかけてみたりしても、
本などに書かれているような、幸福感やリラックスが訪れるどころか、
目的のない思考の波にもまれてへとへとになってしまう。
瞑想は、左脳人間の自分には向いていないのだろうか。。。
ハミング呼吸で瞑想をやってみた
そんな時、たまたまNHKで呼吸法の特集をやっていました。
その特集の中で
インドのヨガと呼吸法をミックスした
ハミングしながらの呼吸法と瞑想が紹介されていました。
ちょうど休みの日だったので、
軽い気持ちでやってみました。
目を閉じて、「んー」とハミングしながら息を吐く・・・・
なんと、これまで頭でしか理解できていなかった
「呼吸に集中する」状態が分かった（体感できた）のです。
しかも、自分のハミングの声が身体の中で響いて気持ちいい。
何度も続けているうちに、「リラックス」してきました。
自分のような左脳人間でも瞑想できる！
ネットで調べてみると、古来からチベット僧が行ってきた瞑想法に近いようです。
ナーダブラーマ瞑想の技法を紹介します。ナーダ＝音、ブラーマ＝宇宙の創造という意味の技法です。ハミングにより身体とマインドの両方が振動していくことで、身体とマインドに内なる調和が起こります。
なぜ瞑想したかったのか
コンサルティングやコーチングの現場で、
お客様の話を傾聴し、共感することを大切にしてきました。
しかし、時に、
お客様のために
という気持ちが強くなりすぎ、
「こうした方がいい」「こうすべき」という
コントロール思考に陥ることがあります。
外部環境の変化で売上、利益が急減している中、
お客様は売上を戻したい、
でも数値予測から売上よりまず手元資金を回復させた方がいい。
お互いの方向性がずれることはよくあり、
「まずはこの経費を削減して事態に備えるお金を残すべきです」などと言うこともあります。
共感できない時や熱くなりすぎた時は、まず冷静に俯瞰して状況を確認し、
丁寧に相手の話を聴くことが大切だと思っています。
お互い正論だと思って意見を戦わせても、よい解決策は生まれません。
しかし、真剣に相手に向き合っている中で、
自分の状況を冷静に俯瞰するのは、
なかなか簡単ではありません。
そのための自分の内面環境作りとして、
まずセッション前に瞑想して
気持ちを落ち着かせてフラットになろうと、
試行錯誤していたのでした。
ハミング瞑想をするようになってから、
短時間で気持ちを落ち着かせることが出来るようになったと思います。
人間力を磨くため
とはいえ、瞑想だけでお客様に最高の時間を提供し、最大のパフォーマンスを発揮していただくセッションができるかと言えば、
まだまだ道は遠いです。
自己修練、人間力磨きをずっと続けていく必要があると思っています。
このブログもその一環で、
自分の経験、知識、感情、価値観の棚卸しとして書いていこうと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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