『絵本で自分探しの旅』~「だって」から視点を変えてみると?~
先ほど終了した、風の子さん主催 大人の読み聞かせグループ『絵本で自分探しの旅』。
今回の絵本は
『だってだってのおばあさん』 佐野洋子 さく・え
私も、この時間が始まる前に自分でも読んでいたけど、風の子さんに読み聞かせしてもらうと、まったく違う!おばあさんが、よりリアルに話しかけてきてくれたから。
さて「だって」が口癖の98歳のおばあさん。そこで、風の子さんから、「だって~だもの」の状況を書きだすミッションを与えられて、しばし考える。
・今日は晩ごはんの料理が手抜きだ。→だって忙しかったんだもの。
・たまった洗濯ができなかった。→だって雨だったんだもの。
などなど、いくつか書き出し、他の参加者と意見交換。風の子さんの他に今日の参加者は、3名。スペイン在住のKさん、初参加でマレーシア在住のMさんと日本にいる私。皆さん、それぞれの立場から「だって~だもの」を言われていて、とても面白かった。全員、住んでいる国が違うので、そこから生まれるギャップが新鮮!
そして、どうしてもネガティブなイメージでとらえられがちな「だって」。これをポジティブな言い方にしてみようという、風の子さんからの新しいミッション。これは「リフレーミング」と言い、枠をとって違う見方をする意味だそうだ。つまり、ネガティブな気持ち→ポジティブな気持ちへと考え方をずらす。
そこでまた、考える。
・・・忙しくて料理が手抜きだったけど、でも、これは新しく考えついたオリジナル時短料理だからOK!。
これでよかったのか、ちょっと自信がなかったけど、これも「リフレーミング」とのこと。
よく考えてみれば、私も「だって~」は、やはりネガティブな意味で使っている。でも、考え方、視点をずらしてもう一度よく考えてみると、ポジティブな考えがわいてくる。できなかったことももちろんあるけど、その中で、できたこともあると考えると、気が楽になり、肩の力もふっと抜ける。
今日の一番の収穫は「リフレーミング」が、人生の持つ可能性の幅を大きく広げるということだ。(自分では強くこう思う)
「リフレーミング」の大切さ。いつも忘れないで、実践していきたい。
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