リーリー、シンシン ありがとう!
上野動物園のジャイアントパンダのリーリーとシンシンが、今月末に中国へ返還される。
ニュースを見て思わず「え~!」と、驚きの声をあげてしまった。
去年には、娘(パンダにもこの表現が合っているのか、わからないけれど)のシャンシャンが中国へ帰っていったばかりなのに。
そのときの思いを記事にし、彼女の幸せを願っていたっけ。
そして今度は、パパとママのリーリーとシンシン。
一度に2頭も!去年に引き続き、今年も返還される、
この動かぬ事実。
寂しいなあ・・・
新聞によると、2頭は19歳で、高血圧の症状が見られるという。
パンダにも高血圧があって、健康に気をつけなければならないんだな。
人間と同じだ。
だから今、まだ元気なうちに移動し、現地でしっかり療養できるように
今月末の返還となったらしい。
リーリーとシンシンは2011年2月に来日しているから、
もう13年7か月ほど上野にいる。
中国で過ごしていた年月よりも、はるかに長い。
そしてリーリー達が来てすぐに、東日本大震災が起こり、
大変な事態に陥った。
でも、見に来た人のみならず、
日本中に明るい希望の光と元気を与えてくれたのは、
リーリーとシンシンだった。
シャンシャン、双子のシャオシャオとレイレイが無事生まれ、
多いときで5頭のパンダたちが、上野動物園に来る人々を歓迎してくれていたわけか。こう考えると、世界の中でも、パンダが多くいる日本は恵まれていると思える。
リーリー達が帰国したら、シャンシャンと会えるんだろうか?
同じ施設で、久しぶりの再会となればいいな。
もしそうなら親子水入らずで、楽しい日々を過ごしてほしい。
そして、ときどき上野にいるもう一頭の娘・レイレイと、息子シャオシャオや、2頭を深く愛した人々のこと、上野動物園でのことも思い出してほしいなあと思う。
リーリー、シンシン、
中国に帰っても、しっかり療養して
毎日、楽しく過ごしてね!
今まで、本当にありがとう!!
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