黄色の花の正体を知った朝

朝の新鮮な空気を吸おうとベランダへ。

ふとプランターに目を落とすと、花が咲いている！

目に沁みるほどの黄色。星を連想してしまう、かわいい形。

かぼちゃの花だ。

えっ？かぼちゃって、こんな花だったの？かぼちゃには失礼極まりないけど、今日、初めて花の色と形を知った。私自身、かぼちゃは大好きで、煮物、サラダ、てんぷら、スープなど何でもござれ。でも、花にまでは注意すら及ばずだった。

実はこのかぼちゃ、夫が植えたもの。巣ごもり生活の息抜きかもしれないけど、土、肥料を買い、苗を植え、水やりも欠かさず、せっせと世話をしている。(私は最初、全くかぼちゃが植えられているのを知らず、秘密裏で行われていたのだった)

苦労の甲斐あって(！)やっと花が咲くまでになった。

プランターという小さな世界でも、確かにここに命が息づいているのを感じられるのは、嬉しい。心もなごみ、思わずじっと見ていたくなる。これも巣ごもり生活がもたらした、ささやかな贈り物かな…

あ〜、でもいつの日か、可能性が低くても、かぼちゃができて無事食べられる日がやって来るんだろうか…と、新たな疑問がわき起こってきた。…けど、今は考えないようにしよう。

今のところは、ひたすら、かぼちゃの花の鑑賞あるのみ！

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