1年ぶりの桜とゆっくり話をした今日

桜が満開だ。

桜が私を呼んでいる・・・ように思えたので、ぶらりとお花見に出かけた。何本もの桜の木々が道の両脇に並ぶ。何だか、そこだけ別世界のようだ。やさしいピンク色が、ふわっと私を包み込む。

きれいだなあ・・・

すぐ近くで見ても良し。遠くから見ても良し。どの場所から見ても、美しい。遥か昔から、和歌に必ず詠まれていただけのことはある。その時から、人々の心をとらえて離さなかったのだ。私も見事に、桜に心をつかまれた一人。花の中では、桜が一番好きだ。それゆえ、この時ばかりは日本に生まれて良かったなと、心から思う。

子どもたちがまだ幼かったころ、道に散っていた桜の花びらを、そおっとそおっと拾い上げて、折り紙で折った小さな箱の中に入れていたっけ・・・風がさあーっと吹いて、桜がハラハラと散っている姿に、驚きながらも、わあわあ言って、笑ってたなあ。

桜ほど、あたたかく、懐かしく、楽しく、ちょっと切なくさせてくれる花はない。私はそれを心から感じたいから、毎年桜に会いに行っているのかもしれない。桜のあふれんばかりの優しさを受け取るために。桜と心から話をするために。

1年分の桜パワーを、今日、しっかりチャージ完了。う～ん、気分すっきり！また、進んでいけそうだ。

この桜パワーのおかげか、帰り道立ち寄ったカフェで飲んだチャイ・ラテが、とってもおいしかった！

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