「災い転じて福となす」となった私の隔離生活

毎日、報道されない日はない「カ行の感染症」になってしまった。

ありゃー、新年早々、なんか出鼻をくじかれたなあ・・・など思っているうちに、自宅での隔離開始。

でも、結論から言うと軽症だったと思う。少し発熱したのと、倦怠感と咳、鼻づまり。数日で治った。私はワクチンを3回接種しているが、そのおかげかもしれない。個人的には2回目の予防接種後の方が、よっぽど副反応がひどかった。これは、こちらでも書いている。

・・・と、自宅隔離生活に突入したわけだが、どこへも外へ出られないとなると、大変なストレスがかかるのではないか・・・などと考えていた。が、意外にも杞憂に終わった。なんか、ちょっと違う世界、異なる生活感の中にいるようだったのだ。

ちょうど、隔離生活中ずっとお天気も良く、ポカポカ暖かい。カーテンを全開し、部屋の中で日光浴することにした。

う～ん、これが気分最高！

体全体を太陽の光で消毒をしてもらっている感じ。一種のデトックスだろうか。

ついでに、以前買ったまま、読んでなかった雑誌や本を取り出して、読書。次にパソコンで、心落ち着く好きなクラシックを聴く。
飽きたら外の風景を見ながら、ただ、ぼーっとする。

日中は、こうして過ごした。面白いことに、自宅にいても時間の流れ方、感じ方が全然違うのだ。ゆったりしているというか、自然の時間の流れに身をゆだねているというか。

こういう感覚は、今までに遭遇したことがない。ちょっとありがたく、ぜいたくな気分。もちろん、家族のサポートも忘れてはならないけど。

それに、日光浴にこんなメリットがあったとは。（そういえば、子どもが小さかったときは、よく日光浴させてたな）

「災い転じて福となす」

今回の私の隔離生活は、この一言に尽きる。今まで、全く気づかなかったことに、ひょんなきっかけで気づけた私は、果報者と言えるかな？

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