日本語授業のブレイクアウトセッションで、不測の事態発生!
「えっ、どうしよう?どうする?」
今日の中級クラス読解授業でのこと。
テキストの文章はすでに精読が終わり、その内容についてグループに分かれサブタイトルをつけるという活動を行った。
いつものように、Zoom参加の学生を4つのグループに分けようと、ブレイクアウトセッションを利用。
それが。いつもならきちんとできるのに、今日はグループに入れない学生が数名。すぐに手動で割り振り、再度グループ分け。
ホッとする間もなく「メンバーは僕1人だけです~」というSOSチャットが。一体、このアクシデントの連発は何?
「とにかく、1人でできるところまでやってみて」と返信し、様子を見る。心はすでに「どうしよう?どうする?」状態だ。
最近、学校のWi-Fiの状態が悪かったので、その影響か?学生たちのWi-Fiやネット環境も様々だから?または意図的にグループ活動に参加していない?
全てが、私の憶測にすぎない。実際に見たわけではないから。はっきりわかれば対処できると思うのだが、今の状況では無理。本当にもどかしい。
ぐるぐると頭が高速回転するのを感じる中で、時間終了。
「急なアクシデントが発生したけれど、グループで話し合えたところは代表者が言ってください」と言い、何とかサブタイトルらしきものを私が板書。全グループは無理だったが、理由と共に述べてもらい、ここで授業終了のチャイム。
なかなか個性的なサブタイトルが出て、笑えたものもあった。だがこれは表面的で、きちんと話し合えなかった、納得できるグループ活動ではなかったと感じている学生もいるだろうな。きっと・・・
やはり、パソコン使っての授業だから、思いもかけないことも起こる。でも、それで慌てず、落ち着いて淡々と対処することを忘れてはならない・・・というのが今日の教訓だ。
日々、新しく学ぶことは多い・・・
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