お米がない・・・・
きのうの夕方。
晩ご飯の準備のため、ご飯を炊こうとして米びつの中を見たら、お米が残りわずか。
「こりゃ、あかん。」とつぶやき、あわててスーパーに駆け込む。
・・・・でも、お米がない!
3つのスーパーを巡ったけど、棚はどこも空っぽ。
「入荷未定」の張り紙に、思わずため息。
そう言えば、介護のために帰省していた私は、実家近くのスーパーでも、お米なし現象に遭遇していたのだった。
・・・もはや、これは日本全国の問題なのかと、納得。
私が不在の間は、家族が食事の準備をしていたけれど、お米の残量まで気が回らなかったようだ。私も先日、実家から戻ってきたばかりで、この事態に全く気づかず。うかつだったなあ・・・
海外ルーツの生徒と日本の食料自給率について学んでいたとき、日本は食料自給率が低い国で海外からの輸入に頼っているけれど、「米」だけは国民が食べる分はあると、話していた。
また以前、テレビでお笑い芸人が「全く売れなくて、どん底時代だったときは、炊きたてのごはんに、塩かしょう油をかけて食べてたなあ~」なんて笑いながら言っていた。
こういうのを見聞きすると、やはりお米は日本人にとって欠かすことのできないものだというのを実感する。最低限、お米があれば生きていける・・・みたいな感じ。
一方で、全然お米(ご飯)を食べない、または食べるのが少ない人がいるかもしれないけれど、やっぱり私はお米が好きで、ないと、とても寂しい。
それゆえに、スーパーのお米の棚が空っぽというのは、ショックだし不安でならない。他の食品よりもお米の欠品は、より私の心にダイレクトに響く。
ちょっとおおげさかもしれないが、主食のお米がないとなると、もう日本では食べるものがないのでは?と錯覚してしまいそうになる。
心の真ん中にぽっかりと穴が開いたようで、このよどんだ気持ちのまま、どうやり過ごしたら、いいのだろう・・・・?
国には備蓄米があるし、新米が入荷する9月中旬以降には、品薄が解消されるらしい。でもそれまでは、どうする?
複雑な気持ちがぐるぐる心の中で渦巻いているのを感じながら、パック入りご飯を電子レンジに入れた。
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