おまえら、絶対読め!リクルート創業者・江副氏を語る「起業の天才!」を読んで、胸躍りまくり。
大西康之氏によって著作された、「起業の天才!」
1960年代の学生闘争の時代から長野で冬季オリンピックが行われた、
昭和から平成で起きた日本経済の熱気が、リクルート創業者である江副浩正氏を中心に描かれた本です。
読み進めるにつれて体が熱くなりました。
時代変化の熱気も去ることながら、
江副氏が会社を大きくしていくにつれて会社の文化が凝縮していく、
本書を読む中で自分もそんな熱量を感じました。
400ページという分量も一気読みです。
何がそんなによかったのか、
思ったことをチョロチョロと描いてみました。
自己紹介遅れましたが、
こんにちは、私はMarketing-robotics株式会社という会社で
営業をしているナカタニ と申します。
是非ご覧いただけると幸いです!
今、企業に勤めている、営業マンの、私が、思ったこと
私は江副氏の「主役を作る」才能に感銘を受けました。
「リクルート 口癖」とGoogleで検索すると、お前はどうしたいの?
という言葉がトップに表示されます。
たまに笑い話なんかで出たりしますが、これは実際に江副氏が発していた言葉です。
江副氏は役職関係なく、社員に自分が何をしたいかについて深堀り
じゃあ明日からそれやって!とデリゲーションしたとのこと。
これにより社員全員が会社を経営しているんだという意識を育くみ、
入社したての若者たちは「この会社を支えているのは俺だ」と自負したそうです。
また採用したい新卒の人材には
「君たちは生まれてきたから22年間、先人の知恵・歴史を学んできた。でも23歳からは歴史を作るのです。この会社でなら、それができます。一緒に日本を、いや世界を変えましょう」と最高のクロージングトークをかけるのです。
もちろん人材育成投資にも惜しみなく費やしていました。
(この点は本書読まれた方が絶対いいです!)
そういった江副氏の「主役を作る」という才能が
経営の元にもなる「ヒト」を徹底的に強くしました。
事実これまでリクルート社は幾度となく、苦しい場面に直面していきました。
求人広告事業では売上額が20倍も異なるダイアモンド社と、
不動産広告事業では新聞の不動産広告の枠を奪われた読売新聞と戦い、
戦後最大の企業犯罪と言われる「リクルート事件」にて社会的信用は下がりました。
しかし江副氏によって鼓舞された社員たちは「この会社を支えているのだ俺だ」という
圧倒的当事者意識を元に、苦境を乗り越えて、今もなお日本を誇るIT企業としての
ブランドを誇っているのです。
本書を読み終え、私は私に問いました。
「自分は何がしたいのか。」
これまで何度も問いてきましたが、
今この熱量を持ってして応えるのが最も純粋であると思いました。
私は良いものを展開している人たちが評価されるよう尽力します。
良いものとはそれを扱う人だけでなく、
その周辺人物にも良い影響が波及すると考えています。
いわゆる幸福の連鎖みたいなもので。
その連鎖を生む良いものがもっと評価されるような
お手伝いができればと思いました。
私が勤める、マーケロボという会社は企業様に対して
「販売力」を向上させるお手伝いをしている会社です。
色んな企業様が営業パーソンの販売力向上に向けて、
研修を実施したりコンサルを受けたりと様々な取組をされてらっしゃいます。
ですがこれは貴社にノウハウを提供するだけで、実際にはやってくれない。
スポーツで例えると、アルプススタンドから応援してくれる
観客やコーチ/監督のような存在だと思います。
弊社は実際にフィールドに立って、チームに張り込んで
良いサービスがもっと売れるような仕組みを作る、
販売力の向上をしている会社になります。
良いものが評価される指標のわかりやすいものの一つが
会社にとっての売上だと思います。
私は良いものがもっともっと評価されるよう、
企業様に対して販売力を向上させるお手伝いをこの手でできればと
強く思った次第です。
とにかくこの本はおもろかった。
本当にこれにつきます。
リクルートを作ってきた人たちの人柄や熱意がありありと伝わってきます。
それだけでなく、前述した通りのリクルートのカルチャーや
なぜそこまで強い組織と言われるかについて
深く理解できました。
また本書自体も非常に読みやすいです。
現代日本史は義務教育過程で細かく叩き込まれたことない私には、
通信自由化やリクルート事件はよくわからないものでした。
しかしそういった社会的な流れや重要人物を
細かく書き上げられております。
心なしか教養が若干備わった気分です。
特に素晴らしいと思ったのが、60年や50年も過去のことを
今とつなぎ合わせて書かれていることです。
本書には今をときめく世界の起業家のストーリーが多く出て
ただ過去の事実を並べるのではなく、過去を知らない私のような
若輩者でもイメージできるようになっています
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
これは京セラ創業者の稲盛和夫氏が語ったフィロソフィです。
どれだけ考え方や能力が備わっても、熱意がないと進みません。
私はこの本を読み、この本が帯びる熱量に影響を受け
仕事への熱意に満ち溢れております。
しかし私はリクルートを救った、ダイエー創業者の中内氏の言葉を借りて
自分自身に言いつけます。
「もっと、熱くなれ!」
最後に熱意溢れる方は
リニューアルされた弊社のリクルートサイトへ遊びにきてみてください。
▼熱意が溢れる方へ
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