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線と向き合う時の頭の中

キミの記憶

キミとの出会い

爽秋の頃に
キミの存在を
風が教えてくれた。

書く仕事については
以前綴ったが

転機となった現場がある。

その
コンセプトブックに

「目には見えない。
写真にも撮れない。
でも確かにそこにある」

これは書くに対して
感じていることが
他の方のコトバで存在していた。

そして
読み進めていくと

香林についての記述。
花が咲き誇る林のこと。
また禅林。
中国の紹興の桂林
金木犀の森…

10代の頃から
愛用している本に
桂林の写真があり
いつも目に止まっていたのだ。

そして
ここしばらく
自分のトリセツを考えていて
肩書きではなく
beの在り方であり方を考える時に
辿り着いた

”ついつい記憶の香を届けちゃうキンモクセイ”

手元にあった
線の積層の作品。

そうだったのか。

意味とコトバが時間を重ねて
点と点とが繋がる物語りに
ようやく辿り着いたような。

今度は逆さまから線をみてみよう。
きっと何か問いかける声を
また聞けるかな。ミミを澄まして。


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