記野式：サクッと！ゲーム業界講座　　4月前半号

こんにちは。4月です。せっかくの新年度なのに、洗濯ばさみを踏むのを回避しようとして脚をひねり…なんと骨折に至る始末。しばらく松葉杖生活を送ることになりました。意外と骨って弱いんですね（笑）。

さて、今号はまえがきはありません。イギリス週間ランキング、特集：PC/コンソールゲームトレンド その２に続き、Epic Games Store（EGS）とSteamの比較と注目のニュースで締めくくります。注目のニュースも読んでほしいニュースで満載になっていますので、最後までおつきあいくださいね！

なお、本記事での為替レートは1ドル＝132円で計算しています。

＜イギリスソフトランキングTop40（2023年第13週：3月26日～4月1日）＞

Ukieが2023年3月26日～4月1日（第13週）の1週間におけるイギリスのパッケージソフトウェアの週間売上ランキングTop40を発表しましたので見ていきましょう。本データは売上額ではなく売上本数に基づいていますのでご注意くださいね。

『Resident Evil 4 Remake (バイオハザード RE:4)』は、前週比69％の売上本数ダウンとなったものの、2週連続でイギリスの小売店で最も売れたゲームとなりました。

この落ち込みにもかかわらず、『Resident Evil 4 Remake （バイオハザード RE:4）』は次点の『FIFA 23』を大きく引き離していいます。その『FIFA 23』は前週比34％アップで1つ順位を上げて2位となり、『Hogwarts Legacy（ホグワーツ・レガシー）』を3位に引きずり下ろしました。

『Call of Duty: Modern Warfare 2（コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2）』は、割引、プロモーションの効果が反映され、売上本数が前週比58％アップして2ランクアップの4位となりました。GfKによると、トップ40にランクインしたゲームのうち、34タイトルがセールイベントによって前週比の売上本数を伸ばした模様です。

その中でも大きく売上本数を伸ばしたのは、Warner Bros. の『Gotham Knights (ゴッサムナイツ)』で、売上本数が999%アップして6位に再登場しました。