Vol.14 左右差に着目しよう
「左右差はない方がいい」
と思われている方が多いと思います。
残念ながら、
左右差はあって当たり前です。
そもそも
カラダの臓器を確認しても、
右にある臓器、左にある臓器
それぞれ異なり、
左右対称に同じ臓器が、同じようにあるわけではありません。
肝臓は右側寄りに存在し、
臓器の中で最も重量があると知っていれば、
単純に考えると右に重心が乗ってしまう確率が多いといえるのではないか?
大腸だけを見ても、
右側は大腸の初期部、左側は最終コーナー部が存在するため
便の形状(液状か固形に近いのか)でも左右で異なることがここで理解ができます。
なので、便秘の人は
左足の下行結腸、直腸付近は右の小腸・上行結腸に比べて硬く、
張っている印象があったり。
反射区の場所だけを覚えるだけではなく、
キチンとカラダの各臓器の役割、位置関係を理解することで
足に現れる左右差の理由。仮説などを立てて、足裏に向き合うことができます。
はじめのうちは
反射区の位置を覚えるだけで必死かもしれませんが、
並行して、各臓器、器官の役割、位置関係なども把握していくことで
カウンセリングやアドバイスのバリエーションも増えていくことでしょう。
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たになかちよ/足の記録帳
足つぼマニア、あしの研究家、足つぼ二スト、バイヤー
足の不調がきっかけで、コンプレックスの解消と美脚研究に余念がない。趣味は海外旅行とコーヒー。