【バスケ】 フリースロー手前から20分で3ptが届くように! 初心者でも伸びたボールを飛ばす方法とは!?
こんにちは、きょーです😆
本日は僕がこの前指導したとある生徒さんのお話をしたいと思います。
特に今ボールをなかなか遠くに飛ばせないと困っている方にはかなりいい情報になるのではと思ってますのでぜひ最後まで読んでみてください!
「今回の生徒さんに関して 経験やシュートの限界距離」
先日とある生徒さんが体験に来てくれました。
中学一年生の方で、普段スポーツも体育でやるレベルでバスケットは遊び程度で数回しかしたことがないそうです。
学校にもバスケ部がなく、ただ少し興味が出てきたため今回体験に来ていただけたとのことでした。
アップを軽く行い早速シュートを打ってみましょうと何本か打ってもらったのですが、頑張ってフリースローの手前から届くのがやっとでした。(大体小学生用のフリースローラインの前あたりからが限界でした)
ただ投げ方をみた時に、身体がうまく使えていないだけで力の伝え方を覚えたら確実にちゃんと飛ばせるようになるなと感じました。
そこで、「今回の目標はフリースローラインから2歩後ろあたりから決められるようになろう!」とゴールを設定してあげて指導をスタートしました。
この目標がまさか最終的にあんな結果を生むとは、、、
「シュートの前に手押し相撲&ひたすらパス」
ここからボールを飛ばすために、シュートではなくまず手押し相撲をしました。
ただ普通の手押し相撲ではなく、押される人は足を前後に広げて押しに耐えられる姿勢を取ってもらい、その人を全身を使って押せるかどうかを試してみました。
押す人は両手を相手に当てて肩幅に足を広げたまま、両膝を曲げたポジションで一気に伸ばして力を出せるかといった動き方の練習です。
おそらく手押し相撲は手に力を入れる人が多いと思いますが、僕が行った手押し相撲は「いかに全身で押すイメージを持てるか」の観点でやってもらっています。
そこである程度パワーが出せるようになったことを確認してパスの練習に入っていきました。
あえてシュートでなくパスの練習にしているのには理由があります。
そもそもバスケットボールのリングは床から高いところに付いています。(小学生用リング 260cm、 大人用リング 305cm)
いきなり上に向かってボールを飛ばそうとすると重力に逆らった方向にボールを投げることになるので、身体の使い方がまだよくわかっていない人にとってはかなり難しい運動になります。
そのため、上方向にではなく横方向にボールを飛ばす「パス」でボールを全身で投げる感覚を掴んでもらおうと考えました。
横方向だと同方向に走った勢いも伝えやすいというメリットもあると思うので、特に身体の使い方を覚えるためにパスの練習から入るのもいいと思います。
お腹の前でボールを両手で保持し、助走をつけて投げたり、ジャンプして投げたりと徐々にシュートに近づけていきました。とにかく強く相手を貫くレベルのボールを投げるイメージで飛ばしてもらっています。
10分ほど経ったところでまたシュートをしてもらいました。
「シュートを打つ時に意識してもらったこと」
ここでシュートを打つ時に「シュート」と「パス」を別物に捉えて投げてしまう方が多いのですが、パスで投げた感覚のままリングに飛ばしてもらうように伝えました。
個人的にはどんな投げ方でも入ってしまえば得点になるので、とにかくよく飛ばせる形でボールを投げれればいいと思っています。
ただ、ドッヂボール投げのようなフォームになると距離は出てもコントロールが難しかったりするのでいわゆるシュートフォームに近づけるためにそれに近いパスで投げるところからのアプローチを行いました。
その結果、一般のフリースローラインからのシュートはバンクシュート(後ろのボードに当てて決めるシュートのこと)で決められるくらい余裕で飛ぶようになっていました。
やるじゃないか、、、😏
じゃあもう少し下がってみようか?と徐々に下がってシューティングをしていった結果、気づいたら3ptラインに立っていました。
まさか3pt行けるか、、、??と打ってもらった結果やはり3ptは別世界だったようで何本かエアーを連発しました。
ただ、本人はなんとか決めてみたいと目を輝かせていたし僕も決めてもらいたい気持ち満々だったので細かくアドバイスもさせてもらったところ、、、
8投目で見事綺麗に決めたのです🤩
本人曰くここから決めたのは人生初とのことだったので、自分が彼のシュートを引き出す手伝いができたことは非常に光栄なことでした😆😆
そこからというもの、成功体験が自信につながり何本も決めることができていました。1on1も最後しましたが自信を持ってトライし、しっかりシュートを決めていました👏
まさか1日でここまでシュート飛距離が伸びるなんて指導した僕も嬉しい想定外であり、本人もかなり喜んでいました。
僕は今回の生徒さんに限らず基本的にパスとシュートは結びつけて練習してもらっています。
このアプローチも前の投稿同様、武学籠球の慎さんから教わったものです。
そこにプラスアルファで様々なパスの種類を個人的に追加して指導するようにしていますが、ビックリするくらいの結果が出まくっていて自分でも驚いています!
パスからシュートに移行する練習はかなり効果覿面なので、皆さんもぜひシュート練習の前にパス練習に取り組んでみてはいかがでしょうか?
個人、チーム指導も行っていますので、細かく練習内容を知りたい方は下記のURLからメッセージ、ご依頼等お待ちしております。
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