◇「 「ぼくにはこれしかなかった。/早坂大輔」読書記録 はしりがき 1」
◇県図書×【関連:小さいときから考えてきたこと】
自分を「特別な存在」であると信じ抜き、それを土台にして人生を進んでいくことになにか良くない面はあるだろうか。
自分を信じることは全ての出発点としてとても重要なのではないだろうか。
自分の特性がより際立って立ち上がっていく為にベストな環境を用意してあげる必要があるのではないだろうか。
私はパワーがある。そして、学ぶことが好きだ。
自分の持っているカードを正しく使ってく責任があるということ。
使うためには、自分の手元にはどんなカードがあるかを明確に自覚する必要がある。
自分のことを高く見積もることも、低く見積もることもせず、まっすぐ狂いなく等身大で測ることは本当に難しいと思うけれど、
正しく測定を行うことが、生きていく環境の整備には一番に必要とされることなのだと思う。
苦しまなくとも、頑張らすとも(自己評価的な”頑張っている”がなくとも)、人は生きていっていいのではないか。幸福になれるのではないか、私はそのような道が確かに存在していると思う。
「精神的にヘルシーでありたい」
この表現ニュアンスだけど、凄くよくわかるな、と感じた。
軽やかで、風通しの良い感覚。
◇県図書×【関連「就職しないで生きるのは」】
◇自分のとって欠かせない本の紹介をしてみる
1・公少女
2・無痛文明論
3・躁鬱大学
4・中原淳一の言葉
5・レリックホッファー自伝
6・白い人
7・神谷恵美子 生きがいについて
8・田口ランディエッセイ
9・宗教なき時代にいきるために
10・シュバイツァー自伝
11・アムリタ
12・違うことをしないこと
13・ねえ、委員長
14・若き詩人への手紙
15・塩狩峠
16・クララとお日様
こう挙げていくと、明確に自分の乏しさが露呈される。
材料が、後ろ盾がそもそも乏しいのなら、自分の思考の幅や奥行きは本当にたかが知れているということ。高飛車になってしまってはいけない。
自分的には1日の中でも読書には長い時間を当てているが、本当にたかが知れているというこよ。
もっと自覚的になりたい。
また、私は1冊の本というよりも本の断片を大切にしている傾向があると思う。1冊という単位ではなく、1言、1文に揺さぶられる。
正直、今は「時間」がある。
どんなに忙しくても「時間」は作り出すものであるということも分かった上で、今は時間がある。
無駄にしてはいけない。本を沢山読もう。思いを馳せよう。幅を作っていこう。
やっぱり自分も書籍を出版してみたい。
今まで出会ってきた沢山の美しい言葉・表現・思考を沢山引用で添えながら、自分の本を出版したい。する。
そのために母体を大きくしていきたい。
・47「ぼくという個人の誠実さや正直さをうる仕事」
・最近本を読んでいて、「相違」を感じられるようになってきたと感じる。
今まで、本に書かれていることはどれも素晴らしく、最高で、ベストのように映った。とても正直だったと思う。比較対象も少なく、何より、「自己」というものが確立していなかったのだと思う。
”だからこそ”、「自己」を確立させるために、その材料集めという目的を主として本を読んでいたのだと思う。
少しづつ、「自己」ができてきたのかもしれない。
もちろん移ろうものであり、変化を恐れない自分でありたいという思いもあるのだけど、以前に比べると、「軸」というものが生まれつつあるのかもしれない。
それは嬉しい変化でもあり、頑なになりすぎないようにしなくては、という警告を鳴らす自分もいる。