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向き合う

真っ直ぐな人が好き。愚直な人が好き。
そうやって、人と向き合おうとしている人が好き。

人と向き合うこと、簡単なようですごく難しい。何をもって「向き合った」と言えるのか正直まだよく分からないし、自分の基準で決めてしまって良いのかとも思う。ただ、向き合おうとする人の気持ちは伝わると思っているし、自分もわかりたいと思う。

ただ、人の気持ちをそのまま受け取りきれないときがあることもよく分かっている。実際、昔言われたことなんて「放っておいてくれたら良いのに」で片付けていたことの方が多い。自分の人生なんだから、干渉しないでくれよ、と。たとえそれが、相手が自分を思っていってくれたことだと、今はわかるものであったとしても。

向き合うこと、それは押し付けになってしまいがちな気がする。本当に向き合っていると言えるのか、押し付けになっていないか、疑いながらやるぐらいが丁度良いんだろう。相手の世界を見せてもらえてラッキー、見せてもらえたことに感謝、自分はそこに精一杯真っ直ぐに向き合う。それぐらいのスタンスが良いのかもしれない。もし相手が望むなら、一言二言、何か口に出しても良いかも。向き合おう、向き合おうとして相手に苦しい思いをさせたら本末転倒だろう。

自分を少しでも見せようとしてくれたあの人に、ひたむきに向き合う。
私に、愚直にひたむきに、向き合おうとしてくれた人たちみたいに、私の大好きな人たちみたいに、私もそんなことができる人でありたい。


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