タスクシュート手帳リリース!+私の使い方【ユタカジン】
◆ 公式タスクシュート手帳、できました!
タスクシュート手帳が、β版テストを経て、ついに一般リリース!
私も手帳制作チームの一員として関わらせていただいているので、とても感慨深いです。
しかも、限定100冊の予約販売の予定がなんと26時間で完売とのことで、急遽200部への増刷が決定しました。(これもいつなくなるか分からないので、気になっている方はお急ぎください)
普段からタスクシュートをされている方も、そうでない方も、お気に入りの予定表と共に、気持ちよい1日をメイク&ログをあれこれと書き記す、2冊目の手帳としてぜひどうぞ。
「さて…この手帳をどう使おう…」という方もいらっしゃると思うので、各ページの簡単な説明と、現在の私の使い方について少し紹介します。
◆ タスクページ(プラン)
時間軸で、今日使える時間とセクションを可視化する
タスクページには、タスクを記入する欄の上部に、24時間の時間軸が用意されています。私は当日の朝、今日1日の予定をスケジュール帳で確認しながら、この時間軸に転記します。
会社員とフリーランスを合わせたような働き方をしているので、平日は以下のような「拘束時間の長い出社日」「昼間に作業時間が取れるフリーな日」の2パターンあります。もちろん、他の予定次第で左右します。
横棒線:スケジュール
青はレギュラー予定。ここにはないですが、イレギュラーの予定は赤系で書いています。これはマンスリーの手帳でも同様です。(マンスリーでは、黒ペンは家族など私以外の予定、シャープペンでその日に必要なタスクをメモしています)
ちなみに月1~2頻度の予定は忘れやすいので、定期的なものでもイレギュラー扱いです。波線:時間の仮おさえ
残業が入るかも? 移動にこのくらい掛かるかも?といった「使うかもしれない」時間帯を、あらかじめ最大値で抑えておきます。
残業しなければ「時間が増えた!」という感じです。マーカー:自由に使える時間
上記から、身支度や食事などの生活時間帯を抜いた、自分の裁量で使える時間帯にマーキングをします。昼間と夜で、ざっくりと色を分けています。
この「予定」と「マーカーの時間帯」で、1日が大まかなセクションに分かれます。このセクション単位で、今日のやることをPLANしていきます。
タスクをプランする(セクションの7割目安)
「このマーカー部分は3時間あるから…」といった具合に考えながら、タスクと見積時間をざっくりと入れていきます。
「見積時間」といっても、私の場合は「どのくらいかかるか」というより「今日はこのタスクにどれくらいの時間を使うか」という考え方がメインです。
タスクの分量は、セクションの6~7割程度で考えています。3時間あるなら、2時間程度が目安です。
作業の準備の時間や、割込み作業・メール返信などが入ってきて予定の時間で終わることはほぼないので、余裕を大きくとっています。
プランを実行する
プランができたら、順に実行していきます。
開始時刻を記入してスタート!
時間になったら、終了時間を記入して終了です。
時間を記録すると、していないときより確実に多くのことができると感じています。かなりの推進力です。
レコーディングダイエットとか、食事や体重を記録するだけで不思議と痩せる、っていうのもあるけれど、それとちょっと似ているかも。記録の力って自分の意識と深くかかわっている気がします。
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◆ ルーチンページ
「明日もやる」をルーチン化
タスクシュートでは、日々の習慣だけでなく、2日以上かかる仕事などのたタスクもルーチン扱いになります。「終わるまで、毎日少しずつ続ける」といった感じです。
ルーチンリストは、そんなタスクを忘れないように記録しておくスペースです。日付もついているので、ハビットトラッカーにもなります。
付箋を並び替えて順番をシミュレーション
このルーチンページを見ながら、また翌日もタスクのページにPLANを書いていく訳ですが、私はこの間に「フセン化したルーチンリストでのシュミレーション」というワンクッションを挟んでいます。
ルーチンをタスクリストに書いていく際に、やる順番に並んでいた方が転記しやすいし、見やすいんですよね。
自分がしっくりくる順番を探ったり、その日のスケジュールによって順番を替えたい場合は、このフセンを並べ替えてみてから、その順番でタスクリストに転記したりします。
一見、ダブル管理で煩わしく見えそうですが、新たに追加するルーチンフセンの数は 1日に 0~3個程度。ほとんど手間はかかっていません。
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◆ プロジェクト / レシピページ
プロジェクト
プロジェクトは大きなタスクの塊です。それらのタスクもさらに小さなタスクから成り立っています。それらがスムーズに流れるようにするためのページ。
私は、現在進んでいる作業に対して、どこまで進んだか、次は何をやるかなど作業の進捗や方向性を書き留める用途で使用しています。
未来の予定や先の状況は変わるものなので、ずっと先までのタスクを詳細に書く、ということはしません。あくまで直近のやることを書き留めておく程度です。
作業の内容や、必要な資料などもメモしておくと便利です。
レシピ(手順書)
レシピには、作業の順番を記載しています。
仕事だけじゃなくて、朝ルーチンなど生活時間を整えるのにも使っています。
私はこちらもフセンを貼っています。順番を試行錯誤したり、季節によってもやることが違ってくることが多いからです。
プロジェクトとレシピは、人によって使用する分量が大幅に違うので、タスクシュート手帳では、それほど多くのページを用意していません。
たくさん使用する方は、PDF版のダウンロード特典が付きますので、そちらを印刷してご利用いただければと思います。
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いかがだったでしょうか。
これらはあくまで一例なので、自分なりのしっくりくるやり方で、今後いろいろトライ&シェアいただければと思います。
こういった自分なりの使い方を、みんなでシェアしあう「タスクシュート手帳術の会」というものもあります。
オンラインでも参加可能ですが、可能であれば現地参加(渋谷)がおすすめです。カメラが回っている場ではお見せできないような(?)リアルな手帳が展開されます。
次回は11/17(日)です。ご興味がある方は是非。
<当回はnoteマガジン「ユタカジン」への寄稿です>
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