読書記録:Doing Sensory Ethnography①_世界とあなたの身体に耳を傾けると
30代テンショク日記#17 本命企業にインターンシップできることに。そこで問題なければ採用してもらえそうです。
今日紹介したいのは、イギリスに大学院留学していた時にアートと教育のコースで紹介された大好きな本。これから自分がやりたい仕事のヒントがたくさんつまっていると思い、読み返しています。
タイトルを直訳すると「感覚による民族誌学を行うこと」
何でアートと教育なのに民族誌学?と思う方もいるかもしれない。でも実は、フィールドワークというのはアート制作をする上で非常に大切なプロセスです。興味のある対象についてリサーチをするところから始まることが多い。
著者のサラ・ピンク自身もヴィジュアルによる民族誌学、文化人類学的リサーチを行なっていて、オーストラリアのMonash大学の教授でもある。
民族誌学のような学問と言われている分野でも、リサーチャーがどのようにフィールドから知識を生み出していくのか、その理解のありようというのは実は非常に主観的なものである。その主観的に知り得た知識をいかに共有することができるのか。様々な研究例を紹介している。
次回、もう少し踏み込んで書きます、続く。。