迷子常習犯

らん子シリーズ#３

広大な公園に娘と行ったときのこと。
ただでさえ広～い公園な上に日曜日で親子連れがごった返していたから

私「これは迷子でちゃうだろうね～」

案の定、定期的にアナウンスが。

ピンポンパンポーン
「６才の◯◯くんの保護者の方……」
「４才の◯◯くんの保護者の方……」
「３才の……」

娘が気がつく。
「迷子の子、全員男の子だ！！やっぱり男の子は元気だから、勝手に動いて迷子になっちゃうんだねっ！」

はっはっは～

あのね、キミは“元”迷子常習犯ですよ。

ショッピングセンターなんて行こうものなら、買い物してる時間より探してる時間のほうが長いんだから！
しまいには必死に探してる私と目が合うと、ニヤッと笑ってまた隠れる始末。

ベビーカーで寝たときのあの解放感ときたら…！！

あ～～(母、遠い目)
一緒にのんびり遊んでお茶できるようになる日がくるなんて～

芝生の坂で「おいも～」と言いながらゴロゴロ転がり落ちて遊ぶ、全身芝生だらけの自由人、天真爛漫らん子の成長を感じた日曜日の昼下がり。。