死が横たわる
生きる事は諦めない
かと言って頼み込む事もない
充分過ぎる程生かされてきた
何一つやり遂げても無かろうと
生き死にに於いて何を為したかなど
一切合切葬ってやりたいのだ
間違いも無く此処に居たんだと
自信たっぷり言い放ってやるのだ
未練も猶予も怠惰の寝床に湧くシラミ
存在に付随する否定も肯定も燃やすのだ
それが私であるか
それが私であるか
それが私であるか
耳にタコが出来ても尚問い続けるのだ
それが私に対する唯一の答えとなるまで
死が横たわる私への訣別を以て
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール