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言葉に宿る

ありふれた
日々こそ唯の特別か
気付きなど
証拠も示せぬ陳述で
淡白な
私の胸には懐かない

丸い顔
見詰めて笑う一時も
愛しさが
全てに勝ると言い切れず
ささくれた
言葉ばかりが口を衝く

幸いは
何処にあるかと文字を追い
煩いは
何処にいようと文字を追う
言い果てた
捲る景色に頷きながら

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壱貫亨治
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール