僕が死んだら
僕が死んだら
僕が落とした言葉を
暇潰しにでも拾ってくれないか
僕が死んだら
僕が愛した君を
こっそり自慢にでもしてくれないか
僕が死んだら
僕が生きていた日々を
挫けそうな時に笑い話にでもしてくれないか
僕が死んだら
僕が泣き虫だったみたいに
もしかしたら泣いてしまうかもしれないけど
僕が死んだら
僕が死んだ人達を思い出していたように
愛しさ混じりで微笑んで欲しいんだけど
僕が死んだら
僕はもう居ないから
わからないかもしれないけれど
ねぇ、
頷いておくれよ、
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール