体育授業について(ボール運動編)
今回はボール運動について書いていきます。
子どもたちが燃えるボール運動ですが、器械運動との大きな違いは
①多くがチームスポーツであること
②勝ち負けがつくこと
ではないでしょうか。そこをうまく刺激してあげると、器械運動では得られなかった、結束や悔しい気もちを感じることができると思います。
器械運動のやり方についてはこのページの下をご覧ください。
主な流れとしては
①アドバイス
②チームでめあての確認
③チーム練習
④ゲーム
⑤振り返り
といった感じです。
①アドバイス
器械運動で行ったミニレッスンのように、技術や戦術についてアドバイスを行います。ここで、担任からの目指すめあてなども共有するようにしています。
②チームでめあての確認
チームごと、前回までの授業やアドバイスを生かしてめあてを決めます。勝つためにどうするのか、どんな練習をするのか、具体的に書けているグループを取り上げます。
③チーム練習
めあてを決めたチームから、めあてで決めた練習をしたり、作戦を確認したりとそれぞれ動き出します。こうすることで、他のチームがめあてを決めている時に待つ必要がなくなります。
④ゲーム
子どもたちのお楽しみの試合の時間です。組み合わせはこちらで決めます。
バスケットボールやバレーボールなどもおそらく2面以上使って行うと思いますので、担任だけでは審判などは務まりません。社会体育などでその種目を行っている子などを中心に、自分たちでできるように指導します。
⑤振り返り
試合終了後は振り返りです。勝ち負けだけでなく、めあてで決めたことは達成できたか、次回はどんなことを意識するのか、具体的な姿で書けるように声がけをします。
大まかですが、ボール運動はこのように進めていきます。
本日もお読みいただきありがとうございました。