教育実践者YU
授業について書いたものをまとめています。
体育の授業、今回は水泳について書かせていただきます。 昨今、学校で水泳指導をするのかどうか、話題になっていますが、現場ではとりあえずまだやっていますので、どのようにやっているのか書いていきます。 流れは ①めあての確認 ②グループごとに練習 ③振り返り です。 準備運動は当たり前と思い、流れからは省かせていただいています。前回までのボール運動、器械運動も同じです。 前回の記事は以下のものです。 項目ごとに解説していきます。 ①めあての確認 教室で行うことが多いですが
今回はボール運動について書いていきます。 子どもたちが燃えるボール運動ですが、器械運動との大きな違いは ①多くがチームスポーツであること ②勝ち負けがつくこと ではないでしょうか。そこをうまく刺激してあげると、器械運動では得られなかった、結束や悔しい気もちを感じることができると思います。 器械運動のやり方についてはこのページの下をご覧ください。 主な流れとしては ①アドバイス ②チームでめあての確認 ③チーム練習 ④ゲーム ⑤振り返り といった感じです。 ①アドバイス
3学期のはやさ 教員には「1月はいく 2月はにげる 3月はさる」という言葉があります。 (教員だけじゃないのかな) それだけ3学期は時間が過ぎるのがはやいという意味です。 「3学期はアディショナルタイムだ」などと例える先生もいらっしゃいます。 どちらにせよ、3学期はあまり大きく学級を変えたり、動かしたりは難しいということです。 私自身も、3学期は惰性と言ってしまうと聞こえは悪いですが、2学期までに頑張ってきたことをそのまま引き続きやっていく、といった感じです。 じゃあ
今回は体育の授業について書いていきます。 体育は子どものころから、個人的に一番好きな授業でした。が、その分苦手な子たちの気もちを考えて授業づくりをするように心がけています。 行う種目によって、かなり流れがちがうのですが、今日は跳び箱やマット運動などの器械運動系の授業で流れを書いていきます。 基本的な流れは ①ミニレッスン ②今日の目標確認 ③個人練習 ④振り返り というシンプルな流れです。 一つずつ解説していきます。がその前に、大前提として、器械運動系の授業では必ず
今回は子どもたちが帰った後のことについて書いていきたいと思います。 子どもたちが帰るとひと段落ですが、ここの時間でいかに仕事を終わらせるかで、次の日の大変さが変わってきます。 疲れてはいますが、あと一踏ん張り頑張りどころです。 主な仕事は2つです ①次の日の授業準備 ②先生方との打ち合わせ(雑談含む) ①次の日授業の準備 これは言わずもがな、次の日に必要なものの印刷や、流れを確認して教材などを用意します。 1教科5分くらいでやってしまいます。 ②先生方との打ち合わせ
今回は帰りの会について書いていきます。 朝の会とちがい、帰りの会はさらっと終わらせます。 みんな、早く帰りたいですもんね。 ちなみに朝の会についてはこちら さて、帰りの会のメニューですが、 ①会社・委員会からの連絡 ②先生のお話 ③机椅子の整頓 ④さようなら です。 特に変わったことはないかと思います。 朝の会はゆっくり行っても不平不満は出にくいですが、帰りの会は延びれば延びるほど帰るのが遅くなります。 お互いのためにも、必要最低限のことだけにしてさっと終わら
5.6時間目には活動的、能動的な授業をということでいうと、生活科や総合的な学習の時間を入れることも多いです。 ということで今回は生活科・総合的な学習の時間について書いていきます。 内容について細かく書いても、実態の違いなどもあるため、教員として、こんなスタンスでいます。 ということを書いていきます。 まず、他の教科と違うのは、授業の舵取りをしているのが、子どもである。 という点です。 場づくりや環境づくりは教師の方で行いますが、その中で何をしていくか、決めるのは子ども
昼食後の5時間目、6時間目は活動的な授業を入れることが多いです。 体育的、というわけではなく、自分で考え、自分で創造するような授業という意味です。 そんな5.6時間目に入ることの多い図画工作科、図工の授業について書いていきます。 書いていきます・・・とは言ったものの、自分自身も図工が苦手だったこともあり、なかなか上手に指導はできません。 私が図工の授業で意識していることは2つです ①とりあえず自分もやってみる どんな題材、教材を用いたとしても、自分でも描いたり、作っ
さて、今回は連絡帳の書かせ方、というかなり細かい、マイナーな部分について書いていこうと思います。 そもそも、連絡帳とは、次の日の予定や持ちものを忘れないために書いておくノートのことです。 皆さまが小学生の時はありましたでしょうか? この連絡帳。現在、必要・不要の両方の意見があるところですが、それはさておき、私はいまだに使っているため、一応使い方を書いておこうと思います。 私はそうじの後のすきま時間に書かせることが多いです。 といっても、正直一斉に書かせるのは好きではあり
今回は清掃、おそうじの指導について書いていきます。 4月に 「YU先生の大切にする3つのことは あいさつ・給食・そうじです!!」 (中村健一先生の受け売りです。ホントに大切だと思っていますよ!!) と宣言した通り、そうじはきちんとやらせます。 どのくらいきちんとやらせるかというと、掃除中遊んでいる子には 「真面目にやっている人たちの邪魔です。そういう人には掃除をする資格はありません。そこに立って、みんなの邪魔にならないようにみんなのそうじを見ていなさい。」 と言い放つほど
今回は昼休みの教員としての私の過ごし方について書いていきます。 と言っても、それほど大それたことも、策略的なこともありません。 結論から言ってしまえば 子どもたちと一緒に遊ぶ です。 子どもたちは給食当番のある週とない週で5〜10分ほど昼休みのタイム差が出ます。 しかし、担任の私は毎日が給食当番です。 (当たり前ですが・・・) そのため、残されている時間は10数分です。 食後の働かない頭を頑張って使い、仕事ができればよいのですが、それほど優秀な頭脳は持ち合わせていない
小分けで投稿していて大変申し訳ありません。 今回は給食指導の最後、片付けについて書いていきたいと思います。 前回の記事はこちらです。 今回は、給食を食べ終わった後のことについて書いていこうと思います。 私のクラスでは、準備をかなり速く済ませるため、食事時間は最低でも30分は確保できます。 中には食べ終わらない子もいますが、無理のない範囲で完食させるようにしています。 「感謝の気持ちで残菜ゼロ」です。 「ごちそうさまでした」をする前に、食べ終わった子から片付けをしま
前回、準備のことについて書かせていただきました。 前回の記事はこちら 今日は、いただきますをした後の流れと子どもたちに伝える思いを書いていきます。 いただきますをした後、自分の給食を減らしたい子は担任の机へ持ってきます。 私のクラスでは「減らすのはOK、残さないように頑張ろう」という思いのもと、最初に自分が食べられる量まで減らします。 基本的に減らすのは担任が行います。よっぽど成熟したクラスなら子どもたちに任せてもよいのですが、「食べる」という動物として大切なところは
国語・算数・理科・社会 と4時間分授業のことを書いたので、そろそろ給食にしたいと思います。 給食指導、かなり力を入れています。 4月の学級開きの際に 「先生が大切にしている3つは、あいさつ・給食・そうじです!!」 と宣言するほど大切にしています。 と自分で決めたかのように書いていますが、中村健一先生のご著書を参考にさせていただき、話しています。 2度ほど中村先生のセミナーに参加させていただきました。歳上の方にこういう言い方は失礼なのかもしれませんが、とてつもないシンパシ
前回は社会の授業の導入部分について書きました。 前回の記事はこちらです。 今回は、授業の最後、ドリルをどのように行っていたのか書いていこうと思います。 社会の授業の最後には、基礎力をつけるという意味でも、繰り返しのドリル(プリント)を行なっていました。 具体的な内容としては ・自分の都道府県の市町村穴埋め ・都道府県穴埋め ・県庁所在地穴埋め ・世界の国穴埋め ・歴史上の人物・写真と名前一致させる などです。 最初は全然わからずに、地図帳や教科書を見ながら取り組んで
皆さまあけましておめでとうございます。 2024年もよろしくお願いいたします。 新年1回目の投稿ですが、ブレずに社会の授業について書いていこうと思います。 社会の授業は、学年によってかなりばらつきがあるため、今回は全学年に共通してやっていることについて書いていこうと思います。 私が全学年でやっていることは、 ・最初のゲーム ・最後のドリル です。 今回は最初のゲームについて書いていきます。 社会の授業では、最初にランキングゲームを行います。 以前(今も?)やっていた