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卓球と自己肯定感の話

職場の親善試合

昨日は、職場で、卓球の親善試合がありました。
中学2年から高校1年という中途半端な時期に卓球部に所属していた私。
卓球がとても好きで、本気ラケット1本と遊び用ラケットを5本持ってます笑

職場の先生方に感謝

練習から当日の親善試合まで、若手の先生が指揮をとってくださって、とても楽しく参加させていただくことができました!
当日までの練習では、職場の先生方と卓球を通して楽しく交流することができて、おかげさまで、より一層、職場で気持ちよく居られるようになった気がします。

試合結果は…

親善試合では、ダブルス5ペアで試合をして、1-4で負けてしまいましたが、学年団の先生と一緒にペアを組んだ私のペアだけが勝ちました!
でも、勝てたこともさることながら、力を合わせて一緒に試合ができたことや、試合後も他校の先生と楽しくラリーができたこと、他の先生方の白熱した試合を楽しく観ることができたことなど、たくさんの嬉しかったことがあり、その全てを含めて、とても良い会だったなぁと思いました。
今回の卓球の親善試合を通して、本当に良い職場、良い地域に恵まれているなぁと、心より思いました。

懇親会!

試合後は、ミニ懇親会で、焼肉へ!
ライスを小盛にしたのに、全然ライスが進まなくて、最後まで残っていたのに、自分の食生活の変化を感じました笑
ダイエット生活が、着実に血肉化してる!
懇親会でも、職場の先生方とお話しできて、とても楽しかったです。

自己肯定感の話

懇親会には、校長先生も来てくださったのですが、懇親会の最後では、校長先生に、自分の中で少し難しいなと感じていることを打ち明けさせていただきました。
子どもの自己肯定感を高めるということを目標として掲げている今の職場。
私は、この目標がとても良いなぁと感じながらも、三学期から担任として入らせていただいて、ずっと子どもたちに怒ってばかり。(あえて、「叱る」と書かず「怒る」と書いています。)
私は、教員が自分の感情を表すことが必ずしも悪いことだとは考えていないから、「怒る」こと自体を悪いことだとは思わないけれども、最近の自分が怒ってばかりになっていることについては、全然良いと感じていなくて、ふと、校長先生にこんなことを話しました。

「子どもの自己肯定感を高めたいのに、毎日怒ってばかりいる気がして、子どもの自己肯定感を高めることに貢献できていない自分の自己肯定感が下がっています…。」

本当にこの調子で来年度もやっていけるのか不安だと感じているということも、伝えさせていただいたのですが、それに対する校長先生の応答は、考えさせられるものでした。

「これでいいのだろうかと悩むことが大事。是非、そのまま、悩みながら続けていってください。」

なるほどなぁ…と、この否定されるわけでもなく、こうすれば良いという答えが得られるわけでもない、緩やかな肯定(?)の応答に、モヤモヤは残りつつも、私は、もう少し頑張ってみるかと思ったのでした。

もしかしたら、校長先生のビジョンとしてある自己肯定感を高めるというのは、安直に何でも「いいね!」と言って喜ばせるようなものではなくて、この緩やかな肯定(?)のような奥行きのあるものなのかもしれない。
そんなことを思いました。

懇親会の中で、ベテランの先生に、「授業を始めるときに、子どもたちがずっとお喋りをしていて話し始められないときってどうしたらいいですか?」と、率直に質問させていただいたときに、「静かになるまで待つかなぁ」という返答をいただいて、なんだか、そこに解決の糸口があるのかもしれないと、そんなことを考えました。
子どもたちに話を聴く姿勢をとってほしいときに、なかなか聴く姿勢をとってくれないということが、一番難しいと感じていることで、いつも、そのことで怒っている気がするのですが、ベテランの先生からいただいた返答から考えたことは、「結局、子どもたちが自分から聴こうと思わなければ、聴く姿勢にはならない」ということでした。
言ってみればそれは当たり前のことなのですが、自分は子どもたちに聴く姿勢をとらせるためにはどんな手立てが必要かを考えるという方向でアプローチをしていた気がしていて、そうではなくて、子どもが自分から聴こうとか聴かなきゃいけないなとか、そう思うためにはどんな手立てが必要かを考えるという方向でアプローチをしなきゃいけないよなぁと、そう思ったのです。
低学年だと、自分から気付いてもらうのはなかなか難しいという側面もあるのですが、それでも、子どもたちが自分から気付いて聴こうと思えるための手立てが必要なんだなと、そう思います。

…と、この話、こんなに長々と書くつもりはなかったのに、気付いたら、長々と書いてしまっていました。
自分の中で、だいぶ悩みとして溜まっていたんだなぁと、この投稿を書きながら実感。
そして、職場の先生方にいただいた言葉を頼りに、自分がその解決の糸口を少しずつ掴みつつあるということも、この投稿を書きながら実感。

こうやって、基本的な部分(?)で足踏みしてしまう自分に対してしょうがないなぁと思いつつ、そういうところを大事にしていきたいっていうのが自分のあり方でもあるよなぁとも思います。
そんな自分を受け止めながら、少しずつ進んでいきたいと、そんなことを思います。

今週の金曜日は、『ディアローグ』で「ゆるっと飲み会〜先生たちの七時間目〜」を開催します。
是非、いろんな方と、学校のことについて話せたらいいなぁと思っています。

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