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【活動報告16 立ち飲みワイン会】
【活動報告 16 立ち飲みワイン会】
2022年9月26日(月)
福岡県北九州市小倉にある「たちのみ田」様にて、
1時間程度のワイン会を開催させて頂きました。
立ち飲み屋として営業されているお店で、
毎月1回のペースで開催しているワイン会です。
第5回目となるワイン会のテーマは、
「イタリアワイン」で開催致しました🇮🇹
イタリアワインを楽しむ
本日のワイン -2022.9.26-
① 2021 スプマンテ ピノグリージョ – ファビュラス
2021 Spumante Pinot Grigio – Fabulas
② 2020 ピノ・グリージョ – メロイ
2020 Pinot Grigio – Meroi
③ 2019 カ・ヴィーテ – ネリ
2019 Ca’ Viti – Neri
④ 2011 ギャレトロ – サンタ カテリーナ
2011 Ghiarétolo – Santa Caterina
⑤ 2016 ブルネッロ・ディ・モンテプルチアーノ
- チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナ
2016 Brunello di Montalcino - Ciacci Piccolomini d’Aragona
イタリアワインのおつまみは、
ビストロ コタ様にお願いして、
「宗像放牧豚のハムとシャインマスカット」をご用意させて頂きました。
北九州市小倉北区室町にある自然派ワインとアラカルトで様々なお料理が楽しめるフラッと立ち寄りやすいオススメのお店です。
ビストロ コタ
Bistro Cota
https://www.instagram.com/cota_muromachi/?hl=ja
① 2021 スプマンテ ピノグリージョ – ファビュラス
2021 Spumante Pinot Grigio - Fabulas
ワイナリー略歴
Fibulas ファビュラス
ファビュラスはアブルッツォ州に畑を持っています。標高は602mと高くアドリア海まで35キロという立地にありますが、海洋性気候というよりは内陸性気候の影響を受けています。特に昼夜の寒暖差が激しくブドウがゆっくりと成熟していきます。
ファビュラスは地域の固有の酵母の中でも、特にカモミールと地元の植物「スラ」からの花粉から選択された酵母を発酵に使います。プレス機からアンフォラの粘土の小穴までこの酵母が定着しているそうです。
ワインについて
2021 スプマンテ ピノ・グリージョ – ファビュラス
ブドウ品種:ピノ・グリージョ
アンバーロゼの外観、控えめな泡からイチゴなど赤い果実の香り、味わいはキリッとした高めの酸があり心地よく、ミネラルをたっぷり含む極辛口の仕上がりです。
食事のスタートに、軽い前菜やカルパッチョ、サラダと合わせて飲むのがオススメです。
② 2020 ピノ・グリージョ – メロイ
2020 Pinot Grigio – Meroi
ワイナリー略歴
Meroi メロイ
フリウリのワインシーンを牽引するパオロ・メロイは、1980年代に父親から引き継いで以来、品質本位のワイン造りに情熱を注いでいます。ミアーニのエンツォ・ポントーニとは旧知の仲です。
彼らの親交は非常に深く、メロイがワイン愛好家の注目を集める現在もエンツォが醸造を手伝い、共同でブドウ畑も購入しています。パオロが目指すのはフルーティで大らかなスタイルであり、エンツォもそれを尊重し、ワインに反映させています。
ワインについて
2020 ピノ・グリージョ – メロイ
ブドウ品種:ピノ・グリージョ
フレッシュで爽やかな柑橘とフローラルな香りが主体です。味わいは心地良い酸味と果実味のバランスが良い白ワインです。若々しさがありますが、全体的になめらかで口当たり良く、良く熟成した質の高いブドウがつくられていることが分かる白ワインです。
軽い前菜やカルパッチョ、自家製ハムやハムのゼリーよせなどと合わせて飲むのがオススメです。
③ 2019 カ・ヴィーテ – ネリ
2019 Ca’ Viti – Neri
ワイナリー略歴
Neri ネリ
イタリアのウンブリア州オルビエートにあるワイナリーです。標高200〜300メートルの緩やかな丘陵地帯で、ブドウはゆっくりと熟
成する土地にあります。
ネリは、1950年代にブドウ畑を購入しスタートしたワイナリーで、しばらくはブドウ栽培者として他のワイナリーにブドウを供給することがメインでした。しかし、2005年から醸造もスタートし、今では辛口白ワインから風味豊かな赤ワイン、そしてデザートワインまで生産するワイナリーへと成長しています。
ワインについて
2019 カ・ヴィーテ – ネリ
ブドウ品種:グレケット、トレッビアーノ
グレープフルーツのような柑橘系の爽やかさ、セルフィーユのような清涼感ある香りです。味わいは、中程度の酸味で優しく、熟した果実味を感じます。ミディアムボディのシンプルなスタイルの辛口白ワインです。
冷前菜、イカやタコのフリットにレモンをかけたもの、豚肉をシンプルに塩を胡椒で焼き上げたお料理と合わせるのがオススメです。
④ 2011 ギャレトロ – サンタ カテリーナ
2011 Ghiarétolo – Santa Caterina
ワイナリー略歴
Santa Caterina サンタ カテリーナ
イタリアのリグーリア州で、アンドレシア・キールグレンがブドウ栽培をスタートし、1990年から本格的にワイン造りも始めました。
1998年からビオロジック、2004年からビオディナミを取り入れました。独自の栽培・醸造哲学を持ち、健康なブドウを育てることに力を入れています。
そして、醸造においても極力ブドウの持つ果実味をピュアに残すために最低限のSO2添加以外は、丁寧にワインつくりを行い続けています。
ワイナリーについて
2011 ギャレトロ – サンタ・カテリーナ
ブドウ品種:メルロー
熟したカシスやブラックチェリー、ややシナモンやスパイスの香りがあります。味わいはまろやかな口当たりで、重過ぎず、タンニンもシルキーなテイストに仕上がっている辛口赤ワインです。熟成の魅力が楽しめる1本です。
シンプルに焼き上げた豚肉や牛肉、風味の優しいソーセージ、ピザ、焼き鳥など、家庭料理とも日常的に楽しみやすくオススメです。
⑤ 2016 ブルネッロ・ディ・モンテプルチアーノ
- チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナ
2016 Brunello di Montalcino
- Ciacci Piccolomini d’Aragona
ワイナリー略歴
Ciacci Piccolomini d’Aragona
チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを代表する造り手です。伝統的な大樽熟成醸造により、エレガントで高貴なワインを産み出します。1980年代には数多のワイン専門誌に取り上げられ、ブルネッロを代表する造り手となり、現在は息子のパオロと娘のルチアが後を継いでいます。
畑は全て有機栽培で除草剤などは一切使用しません。森に囲まれているので毎年20%は鹿に食われてしまうほど美味しいブドウを栽培しています。ブドウですべてが決まると考え、収量を落とし凝縮したブドウを収穫し、濃密でありながらエレガントなワインをつくります。
ワインについて
2016 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
- チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナ
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ
熟したカシスのような黒系ベリー、バラのフローラルな香り、スパイスの香ばしい香りがあります。味わいは、力強く凝縮した果実味が中心でタンニンもしっかりと感じられます。余韻が長く、上質なイタリアの辛口赤ワインです。
お肉料と相性が良く、特に鴨のローストなどとともに飲みたい赤ワインです。
約1時間程度のワイン会ではありますが、
イタリアワインのこと、ブドウ品種などについてお話させて頂きました。
参加者の皆様のご質問にも答えながら、あっという間の時間となりました。
この会を通して、ワインという飲み物がより日常へと広まっていけるように、
今後も活動を続けていきます。
皆様、ありがとうございました。
今後もよろしくお願い致します。
最後に、次回のご案内です。
たちのみ田 ワイン会
日時 :2022年10月25日(月)19時スタート
テーマ:フランスワイン
会費 :¥5,500(ワイン、軽いおつまみ、税込)
場所 :たちのみ田
たちのみ田
https://instagram.com/tachinomiden?igshid=YmMyMTA2M2Y=
f 代表
塚里恭平
ワインを日常に🍷