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エイリアン/ディレクターズ・カット

ネタバレが含まれます。

アマゾン・プライム・ビデオで「エイリアン/ディレクターズ・カット」を観ました。
監督:リドリー・スコット

以下、ネタバレ感想。

(少し、間を空ける)

僕がエイリアンの第1作を観たのは、10代の頃。
それ以来、数十年ぶりの視聴です。
あ、僕は今でもバーチャル10代のピチピチ美少年高校生です。念のため。
当然、ディレクターズ・カット版は初見です。

いやぁ、素晴らしかった。
ダン・オバノンの脚本、ギーガーの世界観、シガニー・ウィーバーの存在感、そして、もちろんリドリー・スコットの演出。
もう、ほんと別格っていう感じでした。

決めつける訳じゃないですけど、「結局、シリーズ物は第1作が最高だ」って思うことが時々あります。
今回このエイリアンを観て、あらためて「やっぱ、1作目だよなぁ」と思いました。

画面の手ざわりは、大作SFエンターテイメントというより、1960~70年あたりに作られた独立系文芸映画っぽいです。
上手い言葉が見つからないのですが、アメリカン・ニューシネマっぽいとでも言いましょうか。
陰影が濃く黒く、光の当たっている部分だけがカッと強く浮かび上がる。
そういう意味ではノワール映画っぽさもある感じです。
手持ちカメラを多用しているのも意外でした。
エイリアンの宇宙船へ向かう時の雰囲気は、怪奇映画っぽくもあります。

今回、観なおして気づいたんですが、エイリアン(成体)の登場シーンって、案外と少ないんですね。
当時の特撮技術や予算を考えれば仕方の無い事なのかも知れませんが、いま観るとエイリアンが着ぐるみだって気づいちゃいます。特に腕とか。
出来る限り着ぐるみを感じさせないよう登場回数を制限する、っていう演出なのかも知れません。
特撮がらみで言うと、フェイス・ハガーの裏側が想像以上にネッチョリして生々しかったです。この部分に関しては、むしろ現代の特撮表現よりもリアルな気がしました。
本物の魚介類とかを使っていたんでしょうか?

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