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機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム

注意! ネタバレあり。

Netflix で「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」全6話を観ました。
監督:エラスマス・ブロスダウ

以下、ネタバレ感想です。

(少し、間を空ける)

聞いた話によると、このアニメの第1言語は英語らしいです。
それならば、と、英語音声・日本語字幕で観ました。
声優の演技に少し違和感があります。
もちろん僕は英語ネイティブではないので、果たしてこの演技が良いのか悪いのか、本当のところは分かりません。

後半、モビルスーツに人間のような演技をさせていましたが、それは違うと言いたい。
あくまでモビルスーツは兵器であり機械です。そのように演出すべきです。

お話のコンセプトというか、企画意図は良かったと思います。

ジオン軍から見たガンダムを一種の巨大な怪物モンスターに見立てて、前半はホラー調で話を進める。
僕らは、物語の舞台である一年戦争がジオン軍にとっては負けいくさだった、という「史実」を知っていますから、この物語が悲惨な撤退戦になる予感を常に抱えながら、ジオン兵たちに感情移入できる。
そして後半、怪物を操っていたのが実は少年だったと明かすことで、同じ年頃の息子を故郷に残して戦地におもむいている主人公に、ショックを与える。

……という、企画の初期段階で提示されたであろう粗筋あらすじは悪くなかったと想像します。
「令和の MS IGLOO」というコンセプトも悪くない。

しかし残念な事に、出来上がった作品の完成度が低かった。
話の運び方、演出、画面構成、CGで表現された人物の質感と動き。
どれを取っても、作り手の技量不足ばかりが目立つ仕上がりでした。
細部の詰めも甘い。

「やりたい事は分かる。でも技量が追い付いていない」
といった所でしょうか。

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