No.28 - 自己肯定感、高くてごめん。
こんにちは、安斎響市です。
先日、ちょっと「手書き」で文字を書かないといけないことがあって、試し書きをするのに、
達筆 達筆 達筆 ……
とマジックペンで文字を書いていたら、妻に急に「ハァ・・・」とため息をつかれ、
「何をどうやったら、そんなに自己肯定感高くなれるの?」
と、真面目に聞かれました。
「どういう育て方をしたらこういう人間が出来上がるのか、実家のお義母さんに、子どもの教育の参考に聞きたい」
とまで言われました。結構、真剣な顔をして言われました。
「手書き」で何を書いていたのかというと、絶賛発売中の新刊『すごい面接の技術』の販促用に、本屋さんに置いてもらう用のPOPです。
字、上手くない?
達筆じゃない?
・・・。
はい、もちろん、言うほど上手くはないのは自覚していますし、私は書道とかちゃんと習ったことがないので、結構なクセ字です。
驚くべきは、「私の字の上手さ」ではなく、「そんなに上手くない字でも自惚れることができる圧倒的な自己肯定感の高さ」です。
自分で「自己肯定感高い」って言いきってるくらいですからね。完全に異常者です。
自己肯定感が高い人は、何をやっても最強
ちなみに、両親の育て方はあまり関係ないと思います。
同じような育て方をされたはずの私の妹は、めちゃくちゃ自己肯定感低くてメンタルよわよわですし、「教育のおかげ」だとはあまり思えません。
ただ、確かに、教育上も、厳しい人生を生き抜くうえでも、「自己肯定感の高さ」は非常に重要だと思います。
例えば、転職活動にしたって、面接を突破するためには、今日初めて会う、たいていの場合結構年上の面接官に対して、ひたすら「自分の話」を堂々と1時間くらいしないといけません。
ある程度は自己肯定感が高くないと、初対面の相手に対して、なかなか自分の過去の実績や成功の話ばかり、緊張もせず、堂々と魅力的には語れません。
仕事もそう。少しのミスをしたり、何か上司から注意を受けたくらいで凹んでいたら、職場で毎日楽しく過ごすことはできません。
多少の嫌なこと、自分にはできないこと等があったとしても、
「いや俺、新人だしな。ここまでやれれば上出来っしょ?」
「今回は私にはここまでしかできなかったけど、次はきっとやれる」
「私は間違いなく最高の仕事をした。運とタイミングが悪かっただけだ」
などと瞬時に頭を切り替えられたなら、仕事で悩むことなんて、ほとんど無くなります。
Twitterだって、そうじゃないですか。私は3万7,000人以上フォロワーがいるので、沢山の人の目に常に晒されています。突然キモイ人に理不尽な絡み方をされたり、訳の分からない人格否定をされたり、「情報商材屋」とバカにされたりもします。
しかし、私はまったく気にしていません。
うわぁ… Twitterで見知らぬ人に突然イチャモン付け出すって、完全にヤバい人だぁ。きっと私がイケメンだから嫉妬してるんだ。かわいそうに。
「情報商材屋」って言うけど… 書店に行けば私が書いた本が「有料」で何冊も売られてるし、幾つものメディアからライターとして仕事もらってんだから、私が書いた文章が有料なのは当たり前じゃないか? 読みたくない人は読まなきゃいいだけだし。
くらいにしか思っていません。
実際、Twitterの毒にやられて病んでしまって、何万人もフォロワーがいるのに突然更新をやめてしまう人もいますが、私は平気です。
なぜなら、自己肯定感が極めて高いから。
私は正直、最終学歴は地方の三流大学の学部卒で、簿記2級の試験に2回も落ちるくらい地頭は良くないですし、完全に「運動神経悪い芸人」のメンバーで、サッカーのリフティングはめちゃくちゃ頑張っても3回しかできません。美術や音楽の才能もなく、ギャグは常に滑り倒しています。ここだけの話ですが、実は「イケメン」というのも嘘です。
私は決して天才ではないし、知識も能力も普通ですが、自己肯定感は極めて高いです。
わかります?
自己肯定感が高く、メンタルが強い人は、何をやっても最強なんです。
弱くてちっぽけな自分さえも肯定できるくらい、メンタルが強かったら、人生の中で本気で悩むことはほとんどありません。
自己肯定感の上げ方は、一つしかない
さて、本題。
その自己肯定感は、どうやって手に入れたのか?
普段、私が毎週せっせと書いているnote連載にはまったく興味を示さない妻も、「この記事は読みたい」と言っているので、この先に、しっかりと書きましょう。
自己肯定感を上げる方法は、基本的に一つしかありません。
何かというと、
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