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好きな物探しが苦手だった私が実践した探し方、選び方。


好きな物、好きなこと、って言われても、私は探し出すのが苦手でした。

それは、お金の使い方も関わってくると思います。
あと、自己肯定感にも。

私は、自分には美容は、やる資格がないというか、
その分野にお金をかけることを躊躇することが多かったです。
でも、全くやらないとなると見窄らしくなるので、
人並み以下ではあるが、少しはお金を使ってはいました。

必要な物にはお金を使うけど、そうじゃない、嗜好品は、贅沢な物と思っていて、
そこにかけるお金は、余裕のある人のみのことと思っていました。

そのかわり、人にお金を使う時は、
金額よりもその人が望むの物であれば嬉しいなと
金額を気にするなんてことはほとんどしたことがない。

なんでだろう。



好きな物を探すために必要なこと

1好きなら金額で妥協しない

ブランドで15,000円するのを
とりあえず似た感じのものを探して、ノーブランドで2,000円とか
とにかく値段にこだわりすぎて、その物が可愛かったっていうより、
似た系で安く抑えられた!って気持ちの嬉しさが勝って購入してしまう。
でも、結局は似た系であって、本当に私が欲しかった物ではない。
金額の安さも相まって、大切にしなくなる。
→着なくなる。
→金額を重視しすぎて、本当に好きなものか、わかっていなくて、結局無駄にお金使っただけ。

買った金額なんて最初だけ。買えるなら後から金額は気にならないし、
むしろ高いお金で買ったからこそ、大切に扱うっていうのもある。

2失敗は恐れない

失敗して、嫌いが分かって、好きなものがより明確になってきます。
決して、挑戦して買うのは、無駄なことではないです。
前者とはまた逆になるけれど、高く買っても好きじゃないものは、好きじゃない。
金額ではなくて、好きな物がよりはっきりとわかってきます。
金額に惑わされない。金額じゃなく、好き嫌いがちゃんと見えてくる。
失敗して、失敗して、自分の好きが明確になるので、
好きかもと思ったものはどんどん買って、とりあえず身近に置いてみる。
それが好きなのかどうかは、本当に手に入れてからしかわからないことが多いし、
口コミを見て決めても、結局は人の意見。使い心地とかテンションの上がり具合は自分にしかわからない。
そして、失敗と思ったものは、即時に手放す。
無理矢理使っても、やっぱり、使い心地は良くないし、新しい好きな物を手に入れるためにも、手放す勇気は必要です。まだまだ私にも難しい課題。

3見た目も大事だけど触り心地も大事

ネットの写真で見て可愛くても、生地がイマイチだったり、ザラザラした触り心地で、触る度に鳥肌が立ってしまうほど苦手っていうのは、私はよくあることなので、見た目だけでなく、触り心地も優先順位が高いです。

4とにかく自分のテンションの上がるもの

見ていて気持ちいい、触って気持ちいい、わーーーー!好きーーーーー!
ってテンションが上がるものが必ず出てきます。
それは、見つけ上手になるまで、自分の感覚の練習なので、たくさん見て、触って、自分の好きを見つけてください。
余裕が無いと、その作業ですら、苦行と感じると思います。
でも、好きが分かってきたら、もう楽しいことだらけです。
自分が分かってくるし、自分の好きな物に対するお金の使い方も上手になってくるし、好き見つけのゴールはすぐそこ!物は自分を苦しめる物ではなくて、物のお陰で楽しすぎる毎日が待っています。

物の多さで混乱する私。厳選することの大切さ。

好き探しが苦手だった私は、とにかく、物が多いと、自分が何が好きで、何を求めているかわからず、とにかく、混乱していました。
苦手なのは、なんとなく分かっていたのですが、
思えばバイキングがとても苦痛でした。
あんなにたくさんの物の中から、
自分の好きなものだけを短時間で選び抜いて、食べないといけない。
全部の食べ物から呼ばれている気もするし、全部は食べられないし。
楽しむより、私には、少し怖い所でした。
たくさんの食べ物から“食べて!プレッシャー“を浴びせられている気分で、
列に並んで、後ろには人がいて、みんな順番を待っている。
そんな短時間で自分の好きを即座に見つけて、お皿に綺麗に盛らないといけない。
お肉だけ取ると、「野菜も取らないとバランス悪いよー」
って言われている気分で野菜を取る。
野菜を取ると「こっちの野菜もとりあえず食べてみて」と言われている気分になって好きでもない野菜を取る。美味しくない。

食べ物ですら、自分の好きを選ぶのが苦手でした。

買い物するときも、例えば、マスカラひとつ買うにしても、
いろんなメーカーから、いろんな種類のマスカラが発売されているので、
もう何を買えばいいのか、大混乱!
しかも、贅沢品で、失敗してはいけないと思っているので、プレッシャーだらけ。
そして、店内には、いろんな音で溢れていて、そこに他のお客さんがいるとなったら、邪魔にならないか心配で、化粧品ひとつ選ぶのも、
私にとっては至難の業でした。
こうやって改めて文章で書き上げると、なんかHSP感満載ってことに気付く。😅
HSPの話もたくさん関わってる感があるので、また今度ゆっくり書きます。

とにかく、物がたくさんあると混乱の材料でしかなかった私は、
ひとつの物に対して、選択肢が二つくらいになってくれないかな、
と今でも少し思ったりもしています。
だから、特定のお店にしか行かなかったり、そのお店にしかないってことで、
選択肢を絞って、そのお店にない物はこの世に存在しないってことにして、
自ら選択肢を狭めていました。
こうした訓練のおかげ(?)で好きな物探しが上手になってからは、
いろんなお店に行くようになりましたが、
とにかくパニックになることだらけでした。
今でも余裕がないとすぐそうなりますが。😅

好きな物探しの旅は、始まったばかりですが、
でも、だいぶ生きやすくなっています。
好きな物に囲まれる生活ってこんなに幸せなのか!って
毎日ニヤニヤするくらい実感しています。
好きな物だけに囲まれる生活っていいですよね、素晴らしいですよね。

物は怖い物と思っていましたが、そうではなかったです。
物との向き合い方で、自分との向き合い方も見えてきます。

まだまだ修行途中ですが、だからこそ、
好きな物探しが苦手な方の参考になる部分もあるかと思います。


また書きます。
誰かに届きますように。

それでは!




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