同性にストーカーされて学んだこと
こんにちは!
本日はちょこちょこ別の記事でも出てきていた、過去に「同性にストーカーされたこと」と「そこから学んだこと」を書いていこうと思います。
書こう書こうとnoteを始めた頃から思っていたのですが、やっぱり思い出すと嫌な気持ちになっていたので今になってしまいました…。
あまり参考にはならないかもしれないですが、読んでもらえると嬉しいです。
1.出会いは意外と普通に入学式
私と彼女が出会ったのは大学の入学式。
同じ学科で、入学式が隣の席だったということがきっかけというよくある理由でした。
そのまま同じ資格を目指していたこともあり、他の友達も含めて4人で行動する事になった私たち。サークルも同じサークルに入りました。
最初の頃は本当にただの普通の友だちという感じで、大学で仲良くできる子ができてよかったな〜と楽観的に考えていました。
2.思い通りにならないと気が済まない
一年生の夏頃から違和感を覚えるように。
少しずつ4人だけど自然と2:2に増えることが増えてきて、私はその子(以下Aちゃん)と過ごすことが多くなりました。
彼女は自分の思い通りにならないと不機嫌になるタイプで最初は「そういうタイプの子か」くらいに思っていたのですが少しずつ状況はエスカレートしていきました。
そんなある日、私は同じサークルの子(以下Bちゃん)と遊びに行きました。
Bちゃんとは同じサークルだけどあまり話したことがなく、掴みどころがないと思っていたのですがいざ遊びに行ってみると意気投合。そこからAちゃんの様子がどんどんおかしくなっていきます。
翌日大学でAちゃんに突っかかれ「なんで今までBと仲良くきてなかったのに遊びに行ったの?」と問い詰められました。
話の流れで遊びに行くことになったこと、遊んでみたら意外と良い子だったからAも話してみると良いよと説明しましたが彼女はそこで私に怒り狂いました。(今思うと意味がわからないですね…)
Aちゃん「意味がわからない。お前本当に八方美人。みんなそう言ってるよ。」
そう面と向かって言われました。今思えばみんなって誰だよという感じだし、仮にそうだとしても関係ないのですが元々自己肯定感の低い私はこの言葉がズシンと心にきました。なんなら今でもちょっと引きずっているくらい。
他にも私が持っているものに文句を言ってきたり、私の彼氏の悪いところを永遠と言ってきたりとちょっとした?嫌がらせは続きました。
ただ何をしても、私が冷たくしても近くに来るのです。
この辺りから私が少し距離を置こうとしたり、2年3年の履修登録の時に私の履修科目がバレないように細心の注意を払って履修登録をしたりと避けようとしたのですがどこからか情報を得てくるAちゃん。
もうすべての授業が同じ、サークルも同じ、なんなら私が田舎に住んでいたので電車の時間が限られていたのもあり私が大学の最寄り駅に着くタイミングで駅で待ち伏せして一緒に登校等それはもう執着されていました。
ただ機嫌がいい時は優しく(まさにDV)、彼女は本当に何を考えているんだろう。ずっとそう思いながら過ごしていました。
当時Aちゃんが私にべったりなので、ゼミやサークルの子たちはみんな私たちが仲良しだと思っていたため、この時点で離れるべきだったのに周りの環境を悪くするのが怖くて、地元の子にしか相談できませんでした。
3.もう離れようと思った大きな事件
3年生の時に夏休みに遠方へ実習があり、Aちゃんも同じでした。夜行バスで行くことになり、一緒に取った方が安いからといったん私の方でバスを予約。
ただ夜行だとしても大学生の私にとっては大きな金額だったのでそのお金で実習費を払いたいから実習までに返して欲しいと伝えました。
そしたらもう大変。ヒステリックを起こされ、実習中の1週間はなぜか私がずっとハブかれていました。同じ部屋だし、泊まりだしでもう最悪でした。
(なんだかんだお金は返してくれましたが笑)
実習帰りに当時付き合ってた彼氏に東京駅まで迎えにきてもらって、泣きながらすしざんまいに行ったのは今でも忘れられません。
そこから「もうこの子から離れよう」そう強く誓いました。ただそんなにすぐ上手く行くもんでもありませんでした。
4.大学に行くことが怖くなる
夏休みが終わり大学が始まりましたが、私はまたこれから彼女と同じ授業を毎日受け続けること、駅で待ち伏せされることを想像して大学へ行けなくなりました。
そこから毎日Aちゃんからの猛連絡。全部無視をして彼氏の方からも「色々あるからそっとしてあげてほしい」と連絡をしてもらって(共通の知り合いでした)それでも収まらない連絡に私は本当に参っていました。今なら連絡先をブロックできるのですが、人間おかしくなるとそんなことも考えられなくてただただ連絡に怯えることしかできませんでした。
そんな私を見かねてある日、地元の幼馴染の子が私を連れて遠出をしに行きました。
とても気分転換になりましたが、SNSに載せたらなんか言われるだろうなと思い私は特に載せず。
幼馴染はAちゃんとは一切面識がなかったので「きゃりけろりん元気そうでよかった」とSNSを更新。
ただそれが良くなく、その翌日にそのスクショと共にAから「遊べるのに学校には来ないんだね」と連絡がきました。
ついに地元の友達を詮索してまでくるのかとここまでくると呆れました。
そこでもう私は本人と直接話をしないとダメだと決心をしました。
5.ついに直接対決
そして私はゼミの先生に協力してもらい、ゼミの先生と私、Aちゃんの3人で話をする場所を作ってもらいました。(何をされるかわからなかったため先生がいた方がいいと思ったので)
そこで今まで思っていたこと、もう私に関与してきてほしくないこと、学科とサークルも同じだから最低限の関わりにしたいことを話しました。
そうすると彼女は予想外にも静かに泣き出し「お前は何も分かってない」とだけ言い残し部屋から去っていきました。
その後先生が追いかけて落ち着いたみたいですが、その言葉の真意は今でもわかりません。
ただなんとなく彼女は何かで心が寂しくて、それを私を支配することで穴を埋めていたのかなと今は思います。
ただこの話し合い?のおかげで4年生の1年間は一緒にいたい人だけと楽しく過ごすことができました。
6.このことで学んだこと
大人になった今、先ほども書きましたがAちゃん自体も悪気があったわけでなく、一種の被害者だったんだろうなと思います。
ただ私が傷ついたことも、それで更に自己肯定感が下がったこと、3年の途中で大学を一時期休んで単位が取れず一部の資格を取れずに卒業したことは事実です。
でもこの経験を通して
ということを特に学びました。
とても濃い期間でしたが今ではこういうことがあって私自身も成長できたなと彼女に感謝しています。
もう絶対に関わりたくはないですが。(笑)
ちなみに最初の方に出てきたBちゃんとは大学を卒業して何年も経った今でもずっと仲良しです。
人生って何が起こるかわかりませんね。
とても長くなりましたが私が同性にストーカーをされたことの詳細と学んだことでした。
皆さん、本当に困った時は周りの目を気にせず助けを本当に求めてください。心がやられる前に対処してくださいね。
この記事を通して一人でも悩む人が減ったら嬉しいです。
それでは〜◎