シェア
今後は全部イラストをつけていくので、まず、きゃらをのショートショートマガジンの本数を埋め、次にきゃらをの世界2を埋めていきます。 俺の名はきゃらを年齢は40歳半ば 「悪の組織」で働いている。 ただの構成員だ 仮面ライダーを意識してくれれば解る ショッカーのような立ち位置が俺だ 同僚もいるが俺たちは 出世することもない年配の構成員である 若い子達には覇気があるけど できればこの構成員のまま定年を迎えたい。 同じような仲間もいる 要するに構成員における窓際族だ だがその
少年時代はサッカー部だった 大学で急に演劇部に入ったことと 男女比が9対1だったこととは 無関係ではない。 そしてそのまま 大学は没落して役者になると 嘯いて就職もせず 親の脛を齧りながらフリーターを続けていた そんなある日 映画を撮るとのことで 主役級の話が急に舞い込んできたんだ。 なんでも映画のタイトルは 「どんぐりころころ」と言う話だ。 どんぐりころころは童謡だ そんな事は知っている 水戸黄門のテーマ曲に 合わせて歌っても様になる音調 それを題材にした話で面白
俺は人を深く愛さない傾向にある 20代のときにいけない関係になってからは こんなにも辛いのかという想いが 俺をそうさせたのもある つまり、恋愛観で言えば 本当に好きになってしまうと 物凄く弱くなってしまう傾向を 自らに理解してしまっているから どうしてもセーブがかかってしまう 申し遅れたが我が名はきゃらを 現在幽霊ど真ん中である。 事の経緯を説明しよう そんな俺ではあったが どうしても会話が合い 心が惹かれた女性がいた 二度と人を愛するものかと 頑な俺の心を溶かしてくれ
それまでは俺はお城の世話係として城より3キロ離れた場所で普通に暮らしていたんだ。小さな小屋があって、そこでベッドメイキングの仕事をしてたのだけど、結構奇麗にすると評判でお城の室内のベッドメイクも任されるようになってからは定期的にお城に通っていた。 まぁお抱えとまでは言えないまでも、王族のベッドメイクをするということで、そこそこ商売は上手くいっていた。その日もベッドメイクにでかけた王様の寝室を奇麗にした後に、客室のベッドメイクもした。 色んな人が泊まるのだけど、王に呼ばれて
俺が暮らす街は港のある城下町だ 仕事は手相占いをしている もちろん師について勉強はして ある程度、手相の知識はつけたが 正直言ってしまえば 会話のキャッチボールで相手の心理を見抜き 時には相手の求めている優しい言葉をなげ 時には方向性を間違えてやれば叱ってやる 要するに手相をもとにした 人生相談に近いかもしれないな 多くの人の相談に乗りアドバイスすることで 当たり外れはあるものの精度が上がってきたので そこそこ評判だったりもする。 目もくらむような稼ぎはないものの 細々
俺は根無し草 旅に旅を続けてさすらっている 楽器こそ弾けないものの どこか吟遊詩人な自分酔いしれていた ここがどこかなんて気にしたことはないが なんだか距離感気にしなそうな カバに急に話しかけられた 「君はこの辺ではみない顔だねー 名前はなんていうんだい?」 『俺はきゃらをっていうんだよ なんか腹減ったなぁ~ この辺で飯を食えるところないかな』 「いつもはお腹が空いた頃に頭を ちぎって分けてくれる人がいるのだけど」 それは何?怖いことを言い出したか? 俺が迷い
文章で人を爆笑させるをコンセプトに書いています。無料部分でも大分笑えると思うので、そこまで読んで面白かったらスキ頂けると励みになります。通常、本編、2500字~3000字程度、イラスト5枚程度で構成してあります。 俺の前に突如謎の妖精が現れた 妖精が現れたのか先か 俺が俺になったのが先か その事は全く分からない 兎に角、俺はその妖精により 生命を与えられた ただ、人形なんだよね。 このスタイル このフォルム このつぶらな瞳 残念にもほどがある センスが無いの玩具屋の主