利益だけが全てじゃない
こんにちは。
小説家の藪田建治です。
今日行きつけの喫茶店に行ってきたのですが、そこでオーナーさんが今年執筆した小説を3冊購入してくれました。
本当にありがたい事ですね。
前回喫茶店に行った時に、3冊買わしてくれと言ってくれていたので、買ってくれることは分かっていたのですが、実際に買ってくれるというのはこれ以上ない喜びですね。
はっきり言って製本にする費用を考えると、僕が販売する金額からして利益は全く出ないです。むしろ少しマイナスなぐらい。
でも利益云々のことは一旦置いて、作家にとって読んでくれるというのはまず第1に嬉しいこと。その方自身はけっこう年上なので、老眼で細かい文字が見えにくいとの事で、途中で断念してしまった。でも他の人には読んでもらいたいからということで、3冊を買いたいと言ってくれた。
だから僕個人のことでいうと、利益が全てではないというのを改めて感じさせてもらえる時間だった。
もちろん利益が出て、より多くの人に読んでもらってというのが理想ではありますが、現時点では読んでくれる人が1人でも増えるというのは至極の喜び。
その中で誰に渡したいかももう決めているとのこと。
僕からすればそうやって自分の作品に気持ちをそれだけ向けてくれてるのがありがたい、無理をして渡す予定の人との関係性が悪化するのは避けてもらいたいですが、でもやはり嬉しいことには違いは無い。
規模は小さくても小さなことから1歩ずつ進んでいく。
地道に努力していきます。
読んで頂きありがとうございました。
藪田建治でした。
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